富士薬品が愛媛県宇和島市と包括連携協定を締結！地域住民の健康増進を支援

医薬品の研究開発から製造・販売までを手掛ける富士薬品株式会社（本社：埼玉県さいたま市）は、2024年11月12日、愛媛県宇和島市と「市民の健康増進に関する包括連携協定」を締結しました。

この協定は、富士薬品の配置薬販売によるセルフメディケーション支援を基盤とし、地域住民の健康づくりと地域活性化に貢献することを目的としています。

具体的には、以下の5つの項目で連携を進めていきます。

1. セルフメディケーション強化: 富士薬品の登録販売者の専門知識を活用し、OTC医薬品の適正使用や健康意識向上のための情報提供を行います。
2. 健康情報の発信: 配置薬の契約先への訪問を通じて、健康情報提供、健康診断の呼びかけ、事故・病気防止の啓発などを行います。また、季節ごとの事故・病気防止に関するセミナーやイベントなども共同で実施を検討しています。
3. 高齢者等の見守り: 配置薬の特性を生かし、高齢者の方々の見守り活動を行い、宇和島市の住みやすいまちづくりに貢献していきます。
4. 防災・災害対策: 災害発生時には避難所などに医薬品を無償提供します。平常時は、医薬品とともに防災グッズや備蓄品を宇和島市の要望に応じて用意するほか、防災・災害に関する情報を地域住民に提供します。
5. その他: 宇和島市の住みやすいまちづくりに向けて、継続的に協議を行い、さまざまな取り組みを進めていきます。

今回の連携協定締結は、富士薬品が地域住民の健康増進を支援する取り組みの一環として、自治体との連携を強化していく姿勢を示すものです。富士薬品は、宇和島市との連携を通じて、地域住民の健康増進に貢献するとともに、地域活性化にも積極的に取り組んでいく予定です。

富士薬品と宇和島市の連携背景

宇和島市では、「宇和島市健康づくり推進計画（第2次計画）」に基づき、市民の健康づくりに取り組んでいます。計画では、「①壮年期死亡の減少」「②健康寿命の延伸」「③生活の質の向上」を総合目標として掲げ、さまざまな取り組みを推進しています。

一方、富士薬品は、「とどけ、元気。つづけ、元気。」をスローガンに、配置薬販売をはじめ、ドラッグストア、調剤薬局、医薬品の研究開発、製造事業などを通じて、地域住民の健康を支える活動を展開しています。

特に、配置薬販売は、お客様に寄り添いセルフメディケーションを支援する地域に根差したサービスであり、富士薬品は創業以来90年以上、このサービスを提供し続けてきました。宇和島市では現在8,000軒を超える家庭や企業が配置薬を利用しています。

近年、富士薬品は、地方自治体と連携し、地域住民の健康づくりを支援する取り組みを積極的に推進しています。今回の宇和島市との連携は、富士薬品が地域社会への貢献をさらに強化していくことを意味するものです。

富士薬品について

富士薬品は1930年に富山県富山市で創業した、配置薬販売を起源とする複合型医薬品企業です。現在では、配置薬販売に加えて、ドラッグストア、調剤薬局、医薬品製造、医薬品研究開発、医療用医薬品販売など、幅広い事業を展開しています。

「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアを全国に1,271店舗展開しており、配置薬販売ネットワークを通じて、地域住民の健康を支える活動を行っています。また、医療用医薬品の研究開発にも積極的に取り組み、人々の健康と豊かな生活の実現を目指しています。

富士薬品は、今後も地域社会と連携し、健康増進と地域活性化に貢献していくことを目指しています。

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