不要なハガキで子どもを救う
2025-10-22 13:33:51

世界ポリオデーを祝して、不要なハガキ・切手で子どもを救うキャンペーン実施

世界ポリオデーに寄せる思い



10月24日は世界ポリオデー。この日を機に、私たちがどのように子どもたちの命を守ることができるのか考えてみたいと思います。ポリオ、あるいは小児麻痺は、ウイルスによって引き起こされる感染症で、主に5歳以下の子どもを襲います。かつては多くの国で流行していたものの、ワクチン接種や衛生環境の改善によって、2020年以降はわずか2か国のみに存在が確認されています。しかし、2024年にはパレスチナのガザ地区で約25年ぶりに発症者が確認され、警鐘が鳴らされました。このような状況から、私たちの活動がますます重要性を帯びてきます。

JCVが行うハガキ・切手回収キャンペーン



認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)は、ポリオ等の感染症を防ぐため、毎年ハガキ・切手回収キャンペーンを実施しています。このキャンペーンでは、不要なハガキや切手、書き損じのハガキを寄付していただくことで、途上国の子どもたちにワクチンを届ける支援をしています。寄付されたハガキや切手が換金され、その資金がワクチン購入に充てられるのです。

どのように参加できるのか



参加方法はとても簡単です。不要なハガキや切手を封筒に入れて送るだけ。お申し込みも不要で、送料はご負担いただく必要があります。また、送料が不要な専用封筒を希望される方には、JCVが提供することもできます。さらに企業や団体には、20枚の専用封筒をセットにしたスターターキットを用意しております。これにより、継続的に回収・送付が可能となります。

限定的な収集品目



回収の対象には、未使用や書き損じのハガキや未使用の切手、外国の切手、さらには未使用・使用済みのテレホンカードやプリペイドカード、貴金属や時計、アクセサリーなども含まれます。額面が古いハガキや往復ハガキ、記念切手なども対象としており、廃棄する前にぜひご参加を検討してください。

ポリオ根絶に向けた大切な一歩



ポリオは今なお残る危険な病気であり、1日で4,000人以上の子どもが予防可能な感染症で亡くなっている現実があります。持続的な子どもワクチン支援がなければ、多くの命が失われかねません。JCVは、これまでに1億人を超える子どもにワクチンを届けてきましたが、引き続き皆さまのご支援が不可欠です。私たちと共に、ポリオ根絶に向けた活動に参加して、未来を担う子どもたちを救う手助けをしましょう。あなたの不要なハガキや切手が、命をつなぐ一助になるのです。期待に応えるべく、JCVはこれからも活動を続けていきます。


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会社情報

会社名
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)
住所
東京都港区三田4-1-9三田ヒルサイドビル8F
電話番号
03-5419-1081

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