株式会社システム開発研究所の株式取得に関する重要なお知らせと展望

株式会社システム開発研究所の株式取得に関する重要なお知らせ

株式会社システムインテグレータは、2025年1月31日の取締役会において、株式会社システム開発研究所の株式を取得し、完全子会社化する決議を行いました。これにより、システムインテグレータは更なる成長を目指し、製造業への特化した事業戦略を推進します。

本株式取得の背景

システムインテグレータは、自社の業務課題の解決を目指し、真のシステムインテグレータとしての地位を確立することを掲げています。特にエンタープライズ領域に焦点を当て、「業務系システム」、「AI」、「開発ツール」の三つの事業ドメインに資源を集中。市場の変化に柔軟に対応しつつ、持続可能な成長と株主価値の最大化に努めています。

ターゲットは、製造業のデジタル化、自動化、省人化を推進することで、ウェブERP「GRANDIT」や環境に優しい生産管理モジュールを開発し、AI技術で品質向上や業務効率化を図ることです。2024年9月には新組織を設立し、製造業向けの専用ソリューションの開発に着手する予定です。

IT人材の確保の重要性

IT人材の確保は非常に厳しい環境下にあり、新卒やキャリア採用でも計画通りの進捗が難しいのが現実です。この課題を解決するために、システム開発研究所との連携を強化し、両社が持つ人材や技術のシナジー効果を活かし、新たな成長機会を創出する狙いがあります。特にITおよび生産管理分野での人材育成が重要視され、長期的な観点での効果が期待されています。

株式取得の詳細

本株式取得は、2025年1月31日に取締役会での決議が行われ、同日に株式譲渡契約が締結される予定です。実行日は2025年3月3日を見込んでいます。これにより、システム開発研究所はシステムインテグレータのグループの一員として、新しい価値を提供する役割を担うことになります。

株式会社システム開発研究所の概要

- 名称: 株式会社システム開発研究所
- 所在地: 大阪市中央区久太郎町二区2番7号
- 代表者: 社長大野憲一
- 事業内容: ソフトウェアの導入に伴うコンサルティングおよび開発
- 資本金: 32,000千円
- 設立年月日: 1983年4月5日
- 大株主および持株比率: 大野憲一氏 80.8%

システム開発研究所は、製造業向けに生産管理システムの開発を専門としており、長年の経験と実績が、新たなチャレンジへの基盤となります。

今後の展望

システムインテグレータは、システム開発研究所との統合を通じて、より強力なシステムインテグレーションを実現し、製造業が抱えるさまざまな課題解決に取り組む姿勢を一層強化します。また、グループ全体でのリソース再配置やテクノロジーの共有を進め、効率的でスピーディなビジネス環境の構築を目指します。

最後に

この株式取得により、両社が持っている技術力や人材を融合させ、製造業向けの競争力を満たし、業界のリーダーとしての地位を確立することが期待されています。今後の動向に注目が集まります。

株式会社システムインテグレータは、この進展を踏まえて、製造業のデジタル化支援という新たな使命を全うしていくため、皆さまとともに更なる成長を目指してまいります。