全国のひとり親家庭に贈るクリスマスの温もり
毎年恒例のクリスマスの「おすそわけ」が行われ、全国のひとり親家庭に笑顔と美味しいスイーツが届けられました。今年で4年目を迎えるこの特別な企画は、ディライト株式会社、フランス菓子店ガトー・ド・ボワ、大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校と協力し、全国約3,940世帯のひとり親家庭が対象となりました。
支援の広がり
この取り組みは、おてらおやつクラブが中心となり、多くの方々の協力によって成り立っています。今年は特に受益家庭が大幅に増え、全国で102世帯にクリスマスケーキや焼き菓子が届きました。支援内容は、クリスマスケーキ(ディライト)10世帯、焼き菓子詰め合わせ(ガトー・ド・ボワ)20世帯、全国配送の冷凍ケーキ・シュトーレン(大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校)60世帯の合計90世帯です。
受け取った家庭の声
今回の活動を受け取った東京都の家庭では「大きなケーキを二人で思う存分味わうことができ、サンタさんが来てくれたようでとても嬉しかったです」との感謝の声が寄せられました。この言葉からも、ひとり親家庭がどれほどクリスマスの喜びを必要としているのかが感じられます。
ケーキ作り体験イベント
さらに、12月25日にはディライト株式会社の結婚式場で12世帯を招待するケーキ作り体験イベントも実施されました。ここでは、専門学校の学生たちがボランティアとして参加し、子どもたちと一緒にケーキをデコレーションする楽しいひと時を過ごしました。このイベントでは、子どもたちが作ったケーキとメッセージカードを大切な人に贈るなど、心温まる交流が生まれました。
参加した子どもたちの感想
イベントに参加した子どもたちからは「楽しかったです!ケーキの側面を塗るのが一番難しかった」との声もあり、笑顔にあふれていました。また、大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校の学生や教員も「子どもたちに教えるのは初めてでしたが、楽しんでもらえてよかった」と話していました。
今後の展望
困難を抱えるひとり親家庭に寄り添いたいという支援者の気持ちが繋がり、毎年この取り組みが続けられています。おてらおやつクラブは、未来に向けてさらに多くの子どもたちに笑顔を届けるべく、地域の方々との連携を深めていく所存です。
おてらおやつクラブについて
おてらおやつクラブは、全国の子どもの貧困問題の解決に向けて活動している団体です。様々な家庭に対し、「おすそわけ」という形で支援を行い、今後も一人親家庭をサポートしていくために尽力していく方針です。詳細は公式ウェブサイトを通じて確認できます。
お問い合わせ
この取り組みを通じて、一人親家庭が少しでも心温まるクリスマスを迎えられるよう、みんなで力を合わせていきたいですね。