株式会社マツリカが新たに発表した「DealPods」のAI議事録機能とは
株式会社マツリカ(本社:東京都中央区)は、デジタルセールスルーム「DealPods」に新たにAIによる議事録作成機能を追加したことを発表しました。この革新的な機能は、商談での音声や録画データをもとに、AIが自動的に議事録を生成し、さらに顧客と営業チーム間で簡単に情報を共有することを可能にします。
新機能の目的と利点
「DealPods」のAI議事録機能は、商談音声を素早く文字起こしし、会話の要点を整理して議事録としてまとめます。この結果、営業と顧客が同じページ上で非常にスムーズに情報を確認し合うことができ、営業活動の効率化に寄与します。加えて、この議事録機能はワンクリックでSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)と連携することができるため、社内の情報共有も格段に簡潔になります。
特に注目すべきは、商談後の手動作業が大幅に削減される点で、弊社の調査によるとこの新機能により業務工数が最大で88%減少することが期待されています。これにより、営業スタッフが顧客へのアプローチにもっと集中できるようになるのです。
営業生産性の現状とその課題
しかし、国内の営業生産性は理想に比べて非常に低く、多くの企業において把握したデータの60%程度の時間を手続き的な業務に費やしています。理想的には、営業活動の約50%を顧客とのコミュニケーションに配分すべきですが、実際には20〜25%に留まっているのが現状です。特に日本においては、この傾向が顕著です。
今回の「DealPods」の導入を通じて、営業担当者が本来の業務に従事する時間を増やし、効率的な営業活動を実現することが期待されています。欧米では、デジタルセールスルームのような新しいセールステックが普及し始めており、その事務作業効率の改善効果は顕著です。2021年から2022年にかけて、この市場は325%の成長を示し、導入企業は2.5倍に増えました。
DealPodsの機能と活用方法
DealPodsは、商談に関連する情報を一元管理するためのプラットフォームです。具体的には以下のような機能が提供されています:
- - 営業資料の管理
- - 社内外への資料共有
- - 顧客の資料閲覧状況のトラッキング
- - タスク管理やチャット機能
- - CRM/SFAへの自動入力
これにより、営業チームは顧客とのやりとりの中で情報を迅速に共有し、商談におけるタスクを効果的に管理できます。営業業務の標準化や、ナレッジの蓄積を図ることも可能です。
未来展望
株式会社マツリカは、今後もデジタル技術とAIを駆使して営業業務の高度化を図っていく方針です。「DealPods」の機能を強化することで、営業の生産性向上に寄与し、顧客体験の質を向上させることを目指しています。
さらに詳しい情報と体験については、公式サイトをご覧ください:
DealPods公式サイト。
会社情報
株式会社マツリカは、営業業務における課題解決を目指し、次世代型営業DXプラットフォーム「Mazrica」や「DealPods」を開発・提供しています。あなたの営業チームが、より自由でクリエイティブなワークライフを実現できるよう、今後も努めてまいります。