別府市でのシリコンバレー流起業支援プログラムが始動！

別府×JAL スプリングチャレンジ2022

別府市は、長年の連携協定を活かし、JALと共同で新たなイニシアティブを開始します。これは、学生の起業・創業支援を通じて地域の活性化を目指す「別府ツーリズムバレー構想」の一環であり、シリコンバレー流のアントレプレナーシップを導入します。プログラムの名称は「別府×JAL スプリングチャレンジ2022 〜シリコンバレー流アントレプレナーシッププログラム〜」。

取り組む背景

別府市には3つの大学があり、多くの学生が学び成長しているものの、地元での就職機会が限られており、多くの学生が卒業後に都市部へ移ってしまうという問題があります。この状況を打破するため、別府市は2020年1月に「起業・創業支援」「人材育成」「企業との交流強化」の三本柱で構成される「別府ツーリズムバレー構想」を掲げました。特に、地域内での新しいビジネスの創出を目指す取り組みに力を入れています。

プログラムの概要

このプログラムは、世界的に有名な起業家の育成地、シリコンバレーをモデルにした内容となっております。全国の現役学生や卒業後1年未満の若者を対象に、地域の課題解決に向けたアプローチを考え、新たなビジネスアイデアを実践することを目的としています。

開催日は2022年1月11日から3月20日まで。応募資格は全国の学生で、参加費用は99,800円（税抜）です。宿泊2泊分も含まれており、50名程度の参加者を承る予定です。プログラムでは、オンラインとオフライン（別府市内）を融合したハイブリッド形式で進行します。

プログラム内容

プログラムは、シリコンバレーで実際にビジネス創造を行う専門家たちからの講義を受けることから始まります。受講者は、シリコンバレーのビジネススタイルや発想法を学び、それを地域に適用する方法を模索します。特に、座学だけでなく実際のビジネスケースを用いた実践的な学びが重視されます。

プログラムの後半では、別府市でのフィールドワークを用い、地域の人々との交流を楽しみながら、ビジネスの創造に取り組みます。これは地域の特性を理解し、実際の環境での経験を得る大変有意義な場となるでしょう。講師にはシリコンバレーで活躍している日系企業の社員や起業家が招かれ、彼らの実践的な知見を得る貴重な機会も提供されます。