52年の歴史に幕を下ろす「駅前アルプス」閉店セール開催

52年の歴史に幕を下ろす「駅前アルプス」が閉店

名古屋市の矢場町に位置する「駅前アルプス」が、8月15日をもって閉店することが発表されました。このお店は昭和45年に創業し、名駅から矢場町へと移転しながらも、長い間愛され続けてきた登山とキャンプの専門店です。3代目社長の山田浩司氏は、閉店に際して感謝の気持ちを述べ、中でも初代社長である大和氏の功績に深い敬意を表しています。

「駅前アルプス」は、創業以来ずっと「定価販売」を守り続けてきましたが、3代目社長になってからもこのポリシーを貫いてきました。それでも、経営環境が厳しいコロナ禍の影響を受け、名駅から矢場町に移転したものの、一年九ヶ月での閉店を余儀なくされてしまいました。短い期間ではあったものの、多くのお客様との「ありがとう」という感謝の思い波が心に残っています。

閉店セールでは、全商品が定価から最低10％オフ。多くの商品は30％オフに加え、一部商品は50％オフという驚きの価格で提供されます。入り口や中央の展示品はそこからさらに10％オフと、お得感満載の内容となっています。これは「全品割引閉店セール」として盛大に行われる予定であり、最後の在庫を目一杯売り尽くすという意気込みが感じられます。

名駅の店舗は登山専門で570坪の広さを持っていましたが、矢場町の店舗は登山とキャンプをテーマにした50坪。さらに次の移転先である円頓寺商店街では12坪の新天地で再出発を予定しています。この際、4代目社長にバトンタッチされることも決まっています。

矢場町地区における「駅前アルプス」の歴史は短かったものの、地域に根付いた店として多くの人々に親しまれ、愛されてきました。その店舗がなくなることは、名古屋市にとって非常に大きな損失です。閉店セールは、この機会にぜひとも訪れてみることをお勧めします。

今後の移転先での展開に期待が寄せられる中、これまで「駅前アルプス」を支えてきたお客様へ感謝の気持ちを込めて、閉店セールの期待が高まります。最後となる店舗を訪れて心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。さあ、名古屋の「駅前アルプス」で特別なセールを楽しんでください。さようなら、そしてありがとう！