精神疾患を抱える親を持つ子ども若者支援の新たな試み「CoCoラボ」
2025年9月、NPO法人CoCoTELIがオンラインで開催する「支援者養成講座:CoCoラボ」が注目を集めています。この講座は、精神疾患を持つ親を持つ子どもや若者への支援を多角的に学ぶことを目的とし、全7回で構成されています。「精神疾患のある本人もその家族も生きやすい社会」の実現へ向けた一歩として、多職種の専門家や実践者が集い、知識を深める貴重な機会となっています。
背景と目的
NPO法人CoCoTELIは、大阪府に拠点を置く非営利団体で、精神疾患の親を持つ子どもや若者に対し、支援の必要性を訴え、その実現を目指しています。団体は、精神疾患のある親と暮らす子どもや若者が直面する課題を理解し、それを解決する手助けを行うため、早期発見や予防を重要視した活動に取り組んでいます。
支援の領域は、時に児童福祉や精神保健といった既存の制度の狭間に埋もれがちです。このため、CoCoTELIは支援者が孤立しないよう、知識や技術を学び合えるネットワークの構築を企図して「CoCoラボ」を立ち上げました。
講座の内容と開催概要
この「支援者養成講座」は、以下の日程で全4日間にわたって開催されます。
- - 開催日程: 2025年9月20日、21日、27日、28日
- - 開催形式: オンライン(録画配信も予定しています)
- - 参加費: 全7講座参加の場合は一般・大学院生10,000円、学生3,000円、各講義単位での参加は2,000円
各講座では、医療や法制度、トラウマへの理解、国際的な視角など、多様なテーマが扱われます。特に、第1回講義では長沼葉月氏が「精神疾患の親と暮らす子ども若者の実態と支援の全体像」についてお話しし、その後の講義では具体的な支援の形や実践的な知識が学べます。
多様な専門家から学ぶ
参加者は、多職種からの専門的な見解を得ることができるため、しっかりとした理論と実務の結びつきを体感できます。各講師は、精神保健福祉、社会福祉学、精神医学など、多岐にわたる分野から集結した精鋭たちです。特にスウェーデンの先進的な事例も紹介され、国際的な視野からの学びも大きな魅力です。
事前説明会の実施
これに先駆けて、8月12日には事前説明会も開催され、参加希望者は事前に申し込みを行うことができます。この場では講座の趣旨や内容、講師についての詳細な情報が提供され、受講を迷っている方にもオススメです。
まとめ
NPO法人CoCoTELIの「支援者養成講座:CoCoラボ」は、精神疾患の親を持つ子どもや若者の支援を新たな視点から学べる貴重な機会です。参加することで、コミュニティ内での連携や新たな知識を得て、より良い支援体制を築くための第一歩となるでしょう。興味がある方はぜひ参加を検討してみてください。