新シリーズ「在宅ケア・ハラスメント対策ラボ」無料配信開始!
昨今、在宅での医療や介護を行う現場での暴力やハラスメントが深刻な問題となっています。特に、訪問看護師や医師が暴力を受ける事件が報道される度、医療従事者の安全が脅かされていることが浮き彫りになります。このような状況に対し、株式会社ワンダーラボラトリーが運営する動画配信サービス「Peer Study~在宅医療カレッジ」は、新しいシリーズ『在宅ケア・ハラスメント対策ラボ』を2025年7月までの期間限定で無料で提供しています。
専門家の知見が詰まった全6本の構成
本シリーズは、在宅医療・介護にかかわる医療従事者やその家族、地域社会の声を基に作られています。NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワークとの共同企画によって、在宅現場での需要や課題を的確に捉えた内容になっています。
このシリーズは、医療、法律、心理の専門家が集まり、実際の事例を元に本音で議論する場を提供します。全6本からなるプログラムでは、在宅現場の暴力やハラスメントに直面している医療従事者のための、有意義な対話を進めていきます。
プログラム詳細
1.
Vol.1 - 在宅現場で立ち向かう壁:暴力とハラスメントの実態とその解決法
2.
Vol.2 - 訪問看護師のハラスメント:直面する課題と未来への提言
3.
Vol.3 - 暴力エスカレーションを防ぐ知識と勇気
4.
Vol.4 - 被害者支援の新スタンダードを考える
5.
Vol.5 - 認知症ケアにおけるハラスメントと向き合う視点
6.
Vol.6 - 法律から見る在宅医療現場のリアル
このプログラムを通じて、視聴者は自身の経験や悩みを共有できる感覚を得られることを目指しています。医師や弁護士、看護師といった多様な分野の専門家たちが一堂に会し、互いの知見を共有する機会は、今後の在宅医療のあり方にも影響を与えるでしょう。
無料配信の目的と意義
この取り組みは、在宅医療に従事するすべての専門職が抱える問題意識を可視化し、解決策を模索する場を提供することを目的としています。医療従事者の中には「自分だけが苦しんでいる」「誰に相談すればいいのか分からない」と感じている人が多いことでしょう。そのため、在宅ケア・ハラスメント対策ラボは、「一人ではない」というメッセージを強く発信しています。
さらなるコミュニティの形成
現在、Peer Study 在宅医療カレッジには、すでに8,500名を超える会員が登録しています。今後もこのプラットフォームを通じて、在宅医療にかかわる専門職同士の学びやつながりを促進し、地域医療の向上に貢献していくことを目指します。動画配信サービスは、専門職同士が互いの知識を深め合い、新しい発見が生まれる場になることでしょう。
まとめ
株式会社ワンダーラボラトリーが発信する『在宅ケア・ハラスメント対策ラボ』は、在宅医療現場における深刻なハラスメント問題に向き合うための新しい学びの場です。期間限定の無料配信という形で、医療従事者全員が一丸となって、現場の課題解決に挑む機会が提供されます。今日から始まるこの試みが、今後の医療現場をより安全に、より充実したものにしていくことでしょう。