ClickHouse、シリーズDでの資金調達を発表
リアルタイムデータ分析で知られるClickHouseが、最新のシリーズDで4億ドルの資金を調達したことを発表しました。今回の資金調達は、Dragoneer Investment Groupが主導し、多くの著名な投資家の協力を得て実現しました。この資金は、同社が提供するAIインフラやデータ分析プラットフォームの進化を加速させる重要な一歩となります。
収益の急成長
ClickHouseは現在、フルマネージドサービス「ClickHouse Cloud」を提供しており、すでに3,000社以上の顧客を抱えています。このプラットフォームは、前年比250%以上の成長を記録しており、特に最近ではCapital OneやSonyなどの大手企業が導入したことでその信頼性が顕在化しています。CEOのアーロン・カッツ氏は、今回の資金調達が同社の成長戦略の正当性を示すものだと述べています。
LLMオブザーバビリティ市場の参入
今回の発表の中で、ClickHouseはLangfuseという新興企業を買収し、LLM(大規模言語モデル)オブザーバビリティにも新たに参入しました。これは、AIシステムが複雑化する中で、その信頼性や安全性を確保するための重要なステップです。LangfuseのCEO、マーク・クリンゲン氏は、ClickHouseとの統合によりデータ取り込みや問題解決がより迅速に行えるようになると期待を寄せています。
AI対応のデータスタック
さらに、ClickHouseはネイティブPostgresサービスを新たに発表しました。このサービスは、AI駆動のアプリケーションを支えるために設計されており、高速なトランザクション処理とデータ分析がシームレスに行えるようになります。共同CEOのウムール・キュブク氏は、PostgresとClickHouseが相互補完的な存在であると強調しています。
グローバル展開
資金調達やLangfuseの買収に加え、ClickHouseは国際的な展開も進めています。最近では日本市場への参入を果たしており、パートナーシップを通じてその足場を固めています。また、サンフランシスコやシドニーでのユーザーイベントには、多くの参加者を集めるなど、実績も作り上げています。
まとめ
ClickHouseは、AIインフラやデータ分析分野におけるリーダーとしての地位をさらに強化しています。今後の技術進化と顧客基盤の拡大に期待がかかります。リアルタイムでのデータ処理を必要とする企業にとって、ClickHouseの提案はますます魅力的なものになるでしょう。