マンガ家が応援
2022-04-05 10:00:13
日本のマンガ家とアニメーターが寄せる留学生への応援メッセージ
留学生を応援する特別イベントが開催!
2022年4月7日、東京都北区のJCLI日本語学校にて新型コロナウイルスの影響で入国できない留学生を支援するため、著名なマンガ家やアニメーターが一堂に会しました。参加したのは、なんと108人ものクリエイターたち!プロの手によるオリジナル色紙に込められた温かい応援メッセージは、入国を心待ちにする留学生たちに向けられています。
なぜこのイベントが必要だったのか
新型コロナウイルスの影響で、今もなお日本に来られずにいる留学生は約15万人。航空便の不足やチケットの高騰、母国での感染状況など、様々な障壁が立ちはだかります。そのため、留学先を変更せざるをえない学生も多く、日本の文化や教育に魅力を感じている留学生たちがどんどん少なくなっています。そんな彼らに応援の手を差し伸べるべく、このイベントが企画されました。
大勢のクリエイターたちが集結
イベントの初めは多くない人数からスタートしましたが、口コミを通じて次第に参加者が増え、最終的に100人を超えるマンガ家とアニメーターが賛同。特別に描かれたオリジナル色紙には、心のこもったメッセージが添えられ、留学生に届けられます。
来賓も華やかに
当日は、著名なマンガ家として知られる赤松健氏や一本木蛮氏、倉田よしみ氏、矢部太郎氏が来賓として参加。また、祝辞を贈るちばてつや氏や鴻上尚史氏も登場し、イベントを盛り上げました。特に、ちば氏は自身が描いた名作『あしたのジョー』で知られるレジェンド。彼の言葉は留学生にとって大きな励みとなったことでしょう。
イベントの構成
入学式の後に行われたこの特別なイベントでは、作家たちのオリジナル色紙が公開され、入国を待つ留学生たちに向けた温かい応援が届けられました。オンラインで中継も行われ、遠隔地にいる留学生たちにも参加の機会が提供されています。さらには、特設サイトを通じて、応援メッセージは誰でもアクセスできるように展示されています。
校内展示の予定
また、イベント終了後もオリジナル色紙は校内のリフレッシュスペースにて展示される予定であり、一般公開も検討されています。これにより、日本のマンガやアニメが持つ力を通じて、留学生と日本の文化の融合が望まれます。
参加クリエイターたち
名だたるクリエイターの中には、知名度の高い一智和智氏、やなもとあいさ氏、星河シワス氏、熊沢楓氏などが名を連ねています。多種多様なスタイルのクリエイターが、それぞれの個性を生かした作品を提供し、留学生たちに向けた思いを形にしてくれました。
結論
新型コロナウイルスの影響で多くの留学生が日本に来られない現状の中でも、こうした応援活動は非常に重要です。このイベントを通じて、日本と留学生との架け橋が一層強固に築かれることを期待しています。今後も、マンガやアニメを通じた国際交流のさらなる発展に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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国際人材開発株式会社
- 住所
- 東京都北区豊島八丁目4番1号
- 電話番号
-
03-5902-5151