文部科学省「こども霞ヶ関見学デー」とは
2025年8月6日(水)、文部科学省で開催された「こども霞ヶ関見学デー」では、株式会社ProVisionによるARやAIを体験する授業が行われました。このイベントは、小中学生に向けてIT技術を楽しく学ぶ機会を提供することを目的としています。
参加者数と授業内容
当日は約80名もの小中学生が参加し、さまざまなアクティビティを通して最新技術に触れました。オリジナルのAR撮影や手を使ったARゲーム、カードを使用した生成AI画像制作、そしてGoogleのNotebookLMを活用したAIクイズ大会が実施され、参加者はただ楽しむだけでなく、新しい知識を得る貴重な経験をしました。
特徴的なAR体験
ProVisionが制作した独自のARを利用したこの授業では、参加者たちがカメラを通して現れるキャラクターや特別な背景で記念撮影を楽しむ時間が設けられました。また、カメラが手の動きを感知するARゲームも用意され、追いかけるアイテムや視覚的な要素が学生たちの興味を引きつけました。別世界にいるかのような体験が、子どもたちからの笑顔と歓声を生み出しました。
AI画像生成の驚き
参加者たちは、「主役」「場所」「行動」の3種類のカードを選び、それを基にGeminiを使った生成AIに画像を作成させる体験も行いました。たった数秒で自分のアイデアが視覚化される様子を目の当たりにし、驚きの声が上がりました。この体験を通じて、IT技術がどれほど親しみやすく、創造力を刺激するものであるかが示されました。
AIクイズ大会が学びを促進
また、GoogleのNotebookLMを使ったAIクイズ大会では、文部科学省に関する4つの選択肢の中から答えを考え、正解を挙手で回答するスタイルが採用されました。AIは回答の正確性だけでなく、その理由や関連情報も説明し、参加者は楽しく学んでいく姿が見受けられました。これによって、文部科学省の役割や施策に対する理解が深まると同時に、AI技術の幅広い応用についても知識を得ることができました。
未来へのIT教育とSDGsへの貢献
ProVisionは「ITとIDEAで世界をより良くする」という理念を掲げており、本日の体験を通じて参加者が自分のアイデアをITで実現できる力を育むことを目指しています。今後も、子どもたちが自ら未来を切り拓く意欲を持ち、次世代のリーダーとして成長するための支援を続けていく所存です。今回のイベントは、その第一歩となるでしょう。
会社情報
株式会社ProVisionは、神奈川県横浜市に本社を置き、ソフトウェアテストや開発、DX支援事業を展開しています。AR/VRコンテンツ制作やAI活用サービスなど、多岐にわたる事業を通じて、IT業界の発展に貢献しています。今後も、技術を通じて社会に良い影響を与えていくことを目指しています。