大東建託、環境省からの再認定を受けた「エコ・ファースト企業」の取り組み

大東建託、再認定された「エコ・ファースト企業」



大東建託株式会社が、今年11月25日に環境省から「エコ・ファースト企業」として再認定を受けた。この制度は、環境保全に関する先進的かつ独自性のある取り組みを行う企業に対して、環境大臣が認定を行うものであり、2008年に創設された。その目的は、各業界における環境問題に対する先進企業の活動を促進することである。

大東建託は、2020年10月に初めてこの認定を受けており、今回の再認定は、企業の取り組みを引き続き発展させていることが評価されたものである。具体的には、温室効果ガスの排出削減に寄与するために、ZEH(ゼロエネルギーハウス)やLCCM(ライフサイクルCO2マネジメント)賃貸住宅の販売を積極的に進めている。また、2023年には、再生可能エネルギーのバイオマス発電事業に参入し、環境に配慮したエネルギー使用を拡大している。

環境への取り組み



大東建託は、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目標として、建物のライフサイクルにおける温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいる。具体的な施策としては、事業活動における省エネルギーや再生可能エネルギーの利用促進、さらには住宅や建築物の長寿命化と再資源化を推進することで、資源循環型社会の実現を目指している。

特に注目すべきは、自然共生社会の形成に向けた取り組みである。事業における木材の循環利用を促進し、森林の機能向上と自然環境の保全・創出、生物多様性の向上に努力している。また、社内の環境経営体制を強化するために、グループ全体で取り組むという方針も示されている。

持続可能な社会の実現に貢献



大東建託は、国際的な環境イニシアティブである「RE100」「EP100」「SBT」にも加盟しており、環境負荷の低減に向けた取り組みをグローバル視点で推進している。今後も土地活用における先進企業として、持続可能な社会の実現に貢献することが期待される。

最新の「エコ・ファーストの約束」の全文は、こちらのURLから確認することができる。

このように、大東建託の再認定は、その取り組みが実を結んでいることを示しており、環境問題に対する企業の社会的責任がますます求められる中、同社の努力は多くの企業にとっても参考になるだろう。

会社情報

会社名
大東建託株式会社
住所
東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー
電話番号
03-6718-9174

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