JBLが新たなる体験を提供する「BAR 1000」
ハーマンインターナショナルが展開するオーディオブランド「JBL」は、数々の賞を受賞している革新的なサウンドバー「JBL BAR 1000」に対し、新機能を追加するファームウェアアップデートを発表しました。このアップデートでは、特にナイトリスニングモードやアンビエントサウンドモードといった新機能が搭載され、自宅での視聴体験が一層向上します。アップデートは11月下旬から開始され、対象モデルの「BAR 1000」と「BAR 800」は、OTA(オーバー・ザ・エア)で無償配信される予定です。
「BAR 1000」の魅力とその革新性
「JBL BAR 1000」は、革新的な「充電式ワイヤレス・サラウンドスピーカー」を特徴としており、リビングルームに高品質な立体音響空間を提供します。2022年には「GREEN FUNDING」で1億円を超える支援を受けてから製品の一般販売が開始され、その後も「日経トレンディヒット大賞」や「Hi-Vi ベストバイ」を受賞するなど、高い評価を得ています。この製品はこれまでのサウンドバー市場のトレンドを変え、「手軽に楽しめる」から「手軽でありながら音質に妥協しない」世界へと導きました。
新機能「ナイトリスニングモード」
新機能の中でも注目すべきは、「ナイトリスニングモード」です。この機能は、夜間に映画や音楽を楽しむ際に特に重宝します。リアスピーカーを視聴位置の近くに配置し、アプリからモードを有効にすることで、サウンドバーやサブウーファーではなく、手元のリアスピーカーから音を再生できます。この設定により、音量を絞っても明瞭で臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能です。隣人を気にせず、深夜でもストレスなくエンターテインメントを楽しむことができるのは、日本の住宅環境において特に嬉しい機能となります。
アンビエントサウンド機能
さらに、JBLは「アンビエントサウンド」機能も追加します。「フォレスト」「レイン」「オーシャン」「シティーウォーク」といった環境音から選び、特定のモーメントに合わせて再生することができます。この機能により、リラックスしたい時や集中したいシーンにおいて、周囲の雑音を和らげる役割を果たし、より良い環境を提供します。
ユーザビリティの向上
アップデートでは他にも、EQの音質調整が7バンドに拡張され、リアスピーカーのバッテリー残量確認がアプリで可能になります。また、多言語放送への対応や、音楽ストリーミングサービス「Qobuz」へのアクセスも新たに追加されるため、幅広いニーズに応えられる内容となります。これにより、既存の「BAR 1000」および「BAR 800」オーナーの満足度も高まり、長く愛用してもらえるような設計がなされています。
新たなエンターテインメントへ
このOTAアップデートによって、「JBL BAR 1000」と「BAR 800」は、さらに進化し続けることが期待されます。ハーマンインターナショナルはこれからもホームシアター市場に新たな体験をもたらすべく挑戦を続けるでしょう。加えて、JBLのオーディオ製品は、プロの環境でも評価されており、映画館やコンサート会場などでも利用されています。JBLと共に、皆様の日常に新たなサウンド体験を加えてみてはいかがでしょうか?