アイリスオーヤマ、政府備蓄米の予定数量を完売に至るまでの軌跡

アイリスオーヤマ、政府備蓄米の完売を達成

アイリスオーヤマ株式会社（本社：宮城県仙台市、代表取締役社長：大山晃弘）は、2025年8月31日（日）に、農林水産省との随意契約を基に調達した政府備蓄米の予定販売数量を完売したことを発表しました。この結果は、国内における米の価格上昇や供給不安の影響を背景に、さらなる安定供給を目指すアイリスグループの取り組みが実を結んだ形と言えます。

政府との連携による契約締結の背景

日本国内での米の価格高騰が懸念される中、2025年5月27日にアイリスオーヤマは農林水産省との間で1万トン分の政府備蓄米を契約したことを明らかにしました。この契約は、政府の方針に基づくものであり、アイリスグループはその調達に向けて迅速に行動しました。

一貫した流通体制の活用

契約後、アイリスグループは玄米の調達から精米、流通、販売にいたるまで、一貫した体制を構築しています。この体制によって、顧客に対して円滑に商品を届けることが可能となり、販売は2025年5月31日から開始されました。

多くの支持を受けた販売活動

販売が開始されると、アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」やダイユニカンパニーの各店舗では、多くの顧客の支持を受け続け、政府備蓄米の販売は2025年8月31日に予定数量に達して完売しました。特に、従来の高品質な米を確保できたことから、多くの消費者にとって重要な商品になっていたようです。

今後の取り組み

アイリスオーヤマは、今後も政府との連携を一層強化し、日本の食料供給体制の持続可能性を高めていく方針です。家庭向け米の安定的供給を通じて、国内市場の信頼構築に向けた取り組みを断続的に進めていくことを表明しています。

今後も消費者が安心してお米を購入できるよう、政府との関係を深め、様々な出荷・流通ルートの強化を図ることで、日本の食文化の保存と発展に寄与していくでしょう。