映画『ファーゴ 4K』のリバイバル上映決定!
2026年2月13日(金)から、映画『ファーゴ』の4Kリマスター版が全国で2週間限定で上映されることが発表されました。この作品は、コーエン兄弟の傑作であり、公開から30年を迎えた記念すべきリバイバル上映です。
『ファーゴ』は、アメリカの雪深い町を舞台にしたブラックユーモア溢れるクライム・サスペンスです。物語は、自動車ディーラーのジェリーが資金難から妻を利用した偽装誘拐を計画することから始まります。しかし彼の計画は、誘拐を引き受けた2人の男の暴走によって一気に破綻し、町を揺るがす大事件へと発展します。この作品では、軽率な判断が引き起こす連鎖の恐ろしさが描かれています。
コーエン兄弟は、長編デビュー作『ブラッド・シンプル』以降も数々の名作を世に送り出してきました。その中でも『ファーゴ』は特に評価が高く、第69回アカデミー賞で脚本賞を受賞。主演のフランシス・マクドーマンドも主演女優賞に輝いています。共演には、実力派俳優であるウィリアム・H・メイシーやスティーヴ・ブシェミが揃い、彼らの演技が物語を一層引き立てています。
今回の上映は、4Kリマスター版での公開となりますが、劇場やスクリーンの条件により2K上映となる場合がありますのでご注意ください。上映劇場は全国で80館以上予定し、順次追加されるため、詳細は公式Twitter(@Filmarks_ticket)で確認することができます。
また、特別企画としてオリジナルの入場者特典や、シリーズに関連したリトルプレス『90’s MOVIE BOOK』も販売される予定です。この本では、90年代の映画についての特集が組まれ、執筆陣には著名な作家やイラストレーターが参加しています。
特別企画「Filmarks 90’s」
このリバイバル上映は、「Filmarks 90’s」プロジェクトの一環として行われます。プロジェクトは、1990年代の名作映画に光を当て、再びスクリーンで観る機会を提供し、映画文化を次世代へと引き継いでいくことを目的としています。今後もリバイバル上映予定作品には『トレインスポッティング』や『ユージュアル・サスペクツ』などがあるため、こちらも要チェックです。
『ファーゴ 4K』の上映は、映画鑑賞のファンにとって見逃せないイベントです。90年代の名作が再びスクリーンに甦るこの機会に、ぜひ劇場でその魅力を体験してください。