大塚製薬、法人向け健康サポートプログラム「fitbiz」を開始

大塚製薬の新プログラム「fitbiz」

大塚製薬株式会社は、法人向けの健康サポートプログラム「fitbiz」を2023年9月24日に始動しました。このプログラムは、企業や組織が持つ健康習慣の普及に向けた課題を解決するため、従業員一人ひとりが自らの生活習慣を見直し、より良い健康を手に入れるための学習プログラムを提供することを目的としています。

プログラムの背景

日本は少子高齢化が進む中で、労働力不足や医療費の増加といった問題に直面しています。これに伴い、企業は従業員の健康維持や生産性向上に力を入れる必要があり、健康経営が重要視されています。大塚製薬はこれまでにも、中小企業経営者向けに無償のコミュニティサービスである「健康社長」や、健康経営優良法人認定を支援する「健康経営つながるサポート ONLINE」を提供してきましたが、新たに「fitbiz」を開始し、企業の健康経営をより強化することを目指しています。

プログラムの特長

「fitbiz」は、株式会社スカラコミュニケーションズとの共同プロジェクトとして開発されており、以下の特長があります。

1. 企業単位での実施：スケジュールを企業や組織で自主的に設定し、一斉にプログラムを実施できる。
2. 行動変容の促進：各従業員に合った健康プランをレポート形式で提示し、日常生活の習慣見直しのきっかけを提供します。
3. 正しい生活習慣の習得：学習コンテンツを通じて、実践的な生活習慣の見直しが可能です。
4. 健康状態の見える化：プログラム終了後に結果をまとめたレポートを提供し、健康状態を可視化します。
5. 個人フィードバックの実施：各個人に対して結果をフィードバックし、具体的な改善策を提示します。
6. 生産性向上の確認：生活習慣の見直しが生産性に与える影響を可視化します。
7. 健康経営優良法人の認証支援：プログラム終了後の結果を活用して、健康経営優良法人の認定申請に役立てることができます。

生活習慣学習サポートプログラム

「fitbiz」の第一弾として提供される「生活習慣学習サポートプログラム」では、参加者が12週間にわたり食生活や運動習慣を見直す有償プログラムが進行されます。各週に実施されるレポートにより、参加者は自らの進捗を確認し、フィードバックを通じてさらなる健康改善に取り組むことができます。また、プログラム終了後に発行されるレポートには、個人向けと企業向けの結果が記載されており、今後の健康づくりに役立てることが可能です。

健康経営推進の未来

大塚製薬は「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」という企業理念に基づき、今後も健康経営の推進に注力していきます。「fitbiz」を通じて、企業が健康的な職場環境を構築し、従業員の健康意識を高めることに貢献していく意向を示しています。日本全体の健康維持に寄与するプログラムとして、今後の展開が期待されます。