大学生のアート×ソーシャルカンパニー「Raipons」
「Raipons」は、ファッションを通じて社会的メッセージを広めることを目指した大学生たちのアパレルブランドです。彼らのミッションは、堅苦しいイデオロギーや専門用語を使わずに、ポップカルチャーとしてのファッションを通じて、より多くの人に社会問題に関心を持ってもらうことです。
ブランドの背景と目的
現代社会の多くの人々は、様々な生きづらさを抱えています。これらの問題に対して「多様性を尊重しよう」や「男女平等を実現しよう」といったメッセージだけでは、実際の変化には繋がりません。Raiponsのメンバーは、楽しさやクールさとともに様々な社会的メッセージを届けることが、認知の変革を促す鍵であると信じています。そこで、彼らはアートやカルチャーを通じて、新しい価値観を生み出すことを目指して活動しています。
「サラリーヒューマンTシャツ」の特徴
最新作の「サラリーヒューマンTシャツ」は、ジェンダーと職業に焦点を当てたテーマで展開されます。予約注文は数量限定で、公式Webショップ(https://raipons.theshop.jp)から購入が可能です。このTシャツは、サラリーマンやOL、カメラマンといった性別に基づく呼称を「サラリーヒューマン」という中立的な表現に変えることで、社会に根付いたジェンダーバイアスに挑戦します。
製品は、私たちの思い込みを見直すきっかけとなり、性別にふり分けられた役割を見直す手助けをしてくれます。例えば、職場における男女比率や、飲み会でのサラダの分け方といった状況に潜む偏見を指摘し、今回のTシャツデザインにそのバイアスを反映しています。
裏面のポエトリー
商品は、ただの服ではありません。Tシャツの裏側には、「サラリーヒューマン」というタイトルのポエトリーが刻まれており、働く人々の日常や感情を描写しています。生きるために働く人々のストーリーが、共感をもって心に響きます。この一文は、どこにでもいる普通の人々の人生を、特別に感じられるものに変えてくれます。
商品情報と購買方法
このTシャツを通じて、人々が自分自身の認識を再考し、社会の可能性を見直してくれることを願っています。
Raiponsのメンバー紹介
Raiponsは、3人のメンバーによって運営されています。
- - 内矢舜: 日本大学芸術学部の学生で、シティボーイ志望。色使いや趣味を通じて自己表現を大切にしています。
- - 成田航平: 東京大学法学部に在籍し、社会的機会の格差解消をミッションに活動する起業家。教育分野に深く関わっています。
- - 深澤まぶね: 早稲田大学で社会科学を学ぶ傍ら、社会的問題に取り組むNPO活動に従事。
会社概要
- - 会社名: Gate10 projects OÜ
- - 所在地: Pärnu mnt 141-59, Tallinn 11314, Estonia
- - 設立: 2018年7月4日
- - ウェブサイト: Gate10 projects
このように、「Raipons」はファッションの力を借りて、より豊かな社会を築くための一歩を踏み出しました。ぜひその目で確かめてみてください。