昭光通商の出展が引き寄せた新たな潮流
2025年5月21日から23日にかけて、東京ビッグサイトで開催されたifia JAPAN 2025。ここでは、食品業界における最新のトレンドが発表され、昭光通商株式会社が注目を集めました。昨年に比べてお客様が約2倍も来場したことからも、その関心の高さが伺えます。
昭光通商は、多様な素材を取り扱う総合商社であり、その強みを生かして機能性やサステナビリティに優れた食品素材を紹介しました。その中でも、特にテーマとして取り上げられたのが「サステナブルな食品素材」です。
注目の製品群
Lallemand社の酵母・酵母エキス
昭光通商が取り扱うLallemand社の酵母・酵母エキスは、80%以上のタンパク質を含み、アレルゲンフリーでアニマルフリーのサステナブルな製品です。天然系調味料としてうま味やこく味を加え、多様な食品に使用されています。さらには、医薬品やバイオケミカル分野でも需要があり、その用途は多岐にわたります。
Borregaard社のバニリン
次に、Borregaard社のバニリン。これは樹木由来のバニラ様香料で、通常のグアイヤコールバニリンと比較して二酸化炭素排出量を90%削減できるという特長があります。お菓子の風味付けに最適で、特にチョコレートやケーキなど、さまざまなデザートに利用されています。
EMERALD社のフェヌグリーク
地中海で採れるフェヌグリーク種子の粉末「Canafen®」も展示され、一般のフェヌグリークと比べて風味や色が控えめなため、さまざまな食品添加物の代替材料として利用できます。ドレッシングやソース、パンの乳化剤としても活躍するこの素材は、特に注目されています。
ケロッグのシリアル商品
家庭でおなじみのケロッグのシリアルシリーズも紹介されました。100年以上の歴史を持つこのブランドは、穀物を基に自然の栄養を引き出し、社会貢献にも積極的です。コレステロールゼロで、さまざまな食品に幅広く利用できる特性があります。
展示会の成功の裏にある要因
今回の展示会では多くの食品メーカーが集まり、その中で昭光通商のブースは特に賑わっていました。昨年と比べて約2倍のお客様が訪れたのは、その製品群の魅力が多くの業界関係者に刺さった証拠です。サステナブルというキーワードが、今後の食品業界の大きなトレンドになることを示しています。
今後の展開
昭光通商では、展示会後も引き続き各種食品原材料に関する問い合わせを受け付けています。そのサステナブルなビジョンをもとに、さらなる製品開発が期待されます。市場のニーズに迅速に応え、食品業界の革新に寄与していく姿勢は、多くの企業から注目されていることでしょう。
今後も昭光通商の活動から目が離せません。持続可能な食材の推進を通じて、より健康的な未来の実現に向けた取り組みに期待が寄せられています。