セイバン冷感グッズ、販売数昨年比1.2倍！熱中症対策の需要高まる

株式会社セイバンは、暑い夏の通学を快適に過ごせる冷感グッズを販売しています。2024年1月29日から7月7日までの販売データによると、冷感グッズの累計販売数は昨年比1.2倍に達しました。

特に、2023年4月6日から販売開始された「ひんやり背あてパッド」は、2024年4～6月の累計販売数が昨年同時期比で約4倍に増加しました。これは、年々上昇する気温に対する、より効果的な冷却アイテムへのニーズの高まりを示しています。

7月が販売ピーク、自治体による配布も

2023年の月別販売推移では、7月が販売ピークとなり、前年比17%増加しました。また、兵庫県たつの市と静岡県焼津市では、自治体による冷感グッズの配布が行われています。

たつの市では、2023年7月3日に市内小学校に通う全児童（約3,800名）に「ひんやり背あてパッド」が配布されました。これは、2022年に小学生から市長宛てに届いた手紙がきっかけで、子どもたちの熱中症対策を強化するためにセイバンと連携して実現しました。

焼津市でも、2024年5月27日に市内すべての児童（約6,200人）に「ひんやり背あてパッド」が配布されました。それぞれの市では、保冷剤を冷やすための冷凍庫も設置されています。