大和総研が新たな健康支援サービスを展開
2025年10月24日、大和総研が新たに法人及び健康保険組合向けに提供する健康づくり支援サービス「ハービット」に、株式会社ギフティのポイントプログラム基盤「giftee Point Base」が導入され、本格的なサービス提供が開始されました。この取り組みは、従業員の健康を促進し、健康経営を推進する企業にとって、重要な一歩と言えるでしょう。
ポイントプログラム基盤「giftee Point Base」
「giftee Point Base」は、企業が顧客や従業員に感謝の気持ちを表現するために様々なギフトを贈る「Corporate Gift」領域で活用される、シンプルかつ効率的なポイントプログラムの基盤です。企業によるシステム開発の負担を軽減し、必要な機能を一貫して提供できることが特長です。従来、ポイントプログラムを導入するためには、多大な時間とコストがかかることが課題とされていましたが、ギフトスポンサーシステムの導入により、手間を大幅に削減することが可能になります。
特に、企業側のニーズに応じたカスタマイズを施し、ユーザーが使いやすい体験ができることから、企業にとって魅力的な体験を提供できる点も強みです。さらに、ギフトを交換できる対象はなんと1,000種類以上。バリエーション豊かなデジタルギフトの中から、従業員は自分の好みに応じたギフトを選ぶことができます。
ハービットの特徴と設立背景
「ハービット」は、従業員の健康を支援し、彼らの健康や生活習慣に対する主体的な管理を促進することを目的とした新しいサービスです。利用者は一つのIDで複数の健康アプリやサービスにアクセスできるため、高度な健康管理が可能になります。特に、アプリ利用データや健康診断の結果を反映した個人の健康状態の可視化ができ、より効果的な健康管理に結びつくと言われています。
この新サービスは、少子高齢化や労働力不足が深刻化している中で、企業が従業員の健康を重視する流れを後押しすることを目的としています。大和総研は、このような社会的なニーズに応える形で、「ハービット」を法人や健康保険組合に向けて提供し、健康経営を支援する重要な役割を果たしています。
ユーザーのメリットとギフト体験の多様性
「ハービット」を通じて提供されるポイントプログラムは、従業員がアプリを通じて健康イベントに参加したり、健康を意識した取り組みを行うことでポイントを獲得できる仕組みです。また、そのポイントを利用して、キャッシュレス決済サービスや全国のカフェ、コンビニエンスストア、飲食店で使えるデジタルギフトに交換することが可能です。
このように、ポイントと交換できるギフトの選択肢が広がることで、従業員は自らの健康管理に対するモチベーションが向上し、同時に企業側も従業員の健康づくりに貢献するデータを蓄積できるようになります。
今後、ギフティでは、「giftee for Business」を通じて企業のニーズに応じたサービスの開発や改善を続けるとともに、多様なギフト体験につながるソリューションの提供に努めていくとのことです。健康経営の重要性が増す現代社会において、今回の「ハービット」と「giftee Point Base」の統合により、企業と従業員双方が得られるメリットは計り知れません。