AIで運用業務を効率化
2025-06-04 15:15:29

AIを活用した運用業務効率化「Prime ConnectONE(R)」の新機能発表

株式会社NTTPCコミュニケーションズが新たに提供する「Prime ConnectONE(R)」のAI機能



効率的な運用が求められる現代企業


昨今、テクノロジーの発展に伴い、クラウドサービスの利用が増加し、企業の情報通信技術(ICT)インフラの運用がますます複雑化しています。このような環境の中で、運用を担うシステム部門の負担は増大し、業務の効率化が強く求められています。特に、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進に対するニーズが高まる中、本来の業務に集中できないという課題が浮上しています。

NTTPCの「Prime ConnectONE(R)」が切り開く新たな道


このような背景を受け、株式会社NTTPCコミュニケーションズは、企業向けネットワーク&セキュリティサービス「Prime ConnectONE(R)」に新たなAI機能を搭載すると発表しました。2025年6月30日より販売が開始されるこの機能は、AIエージェントを活用して運用業務の自動化と効率化を図るもので、業務の「運用レス」化を目指しています。

AI機能「AIOps」での自動運用


今回の新機能、「AIOps」として知られるAI機能では、AIエージェントが異常を検知し、迅速な対応が可能です。例えば、ルーターに異常が発生した際、AIエージェントが即座にプッシュ通知を送り、企業のIT部門がすぐに対処できるようにサポートします。また、故障の原因をAIが解析し、復旧のための対応をメールやチャットを介して提供することで、運用の負荷を大幅に軽減します。

Silent UXによる直感的な操作性


「Prime ConnectONE(R)」では、使いやすさを重視した新設計のダッシュボードを導入し、直感的な操作が可能です。この「Silent UX」により、ユーザーは必要な情報に簡単にアクセスでき、問題点を素早く把握することができます。エンドユーザーはネットワークとセキュリティの両方を一元管理でき、パートナー向け機能を使えば顧客管理も格段に効率的に行えます。

料金と今後の展望


新しいAI機能は、基本料金に含まれており、今後高機能版を予定しています。また、2026年には内部不正を自動で検出する機能や、LAN側機器の監視や故障予知検知の導入も計画されています。このように、NTTPCは段階的にサービスを拡充し、企業のDX推進を支援する姿勢を明確にしています。

イベント出展情報


NTTPCは、2025年6月11日から13日まで開催される「Interop Tokyo 2025」に出展し、AI機能や新ダッシュボードのデモを行う予定です。関心のある方はぜひ訪れてみてください。入場はオンライン登録制で無料です。

まとめ


NTTPCの「Prime ConnectONE(R)」は、AIエージェントを活用した運用業務の自動化を実現することで、企業が直面する運用の負担を軽減し、さらにはデジタル戦略の推進をサポートします。今後も進化し続けるこのサービスに大いに期待が寄せられます。


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