オーティファイ、カスタマーサポート表彰制度で特別賞を受賞
オーティファイ株式会社は、IT協会が主催する「2026年度カスタマーサポート表彰制度」にて特別賞(デジタル活用)を受賞しました。この受賞は、AIを活用した新しいカスタマーサポートの取り組みが評価された結果です。
表彰制度の概要とオーティファイの取り組み
カスタマーサポート表彰制度は、日本国内において顧客戦略やカスタマーサポートの推進に寄与した企業や団体を表彰するものです。2026年度には24社が受賞しました。
オーティファイのサポートチームは「人とAIの総合力で実現する、スケーラブルなサポート体制構築への挑戦」というテーマで評価されました。新プロダクト「Autify Nexus」の立ち上げに際して、AIに頼るだけでなく、人間の知識や経験をも活用しながら、サポート体制を築くことができた点が高く評価されています。
オーティファイが直面した課題と取り組み
「Autify Nexus」は、自然言語によるテストステップ作成やAIによるシナリオ修正など、高度な技術が求められる製品です。リリース当初はナレッジが十分でない状況でしたが、サポート体制を構築して既存製品のサポート品質を維持するため、オーティファイのカスタマーサポートチームは3つの取り組みを進めました。
1.
ナレッジ蓄積の仕組み化: Slackや対応時のタグ付与を活用し、AIにして整理・要約させてNotionに蓄積しました。これにより個人の経験に依存せず、再利用が可能な知識を構築しました。
2.
ヘルプ記事作成の半自動化:GitHubのプルリクエスト情報を基に、AIがドラフト作成やレビュー、多言語翻訳を半自動で行う体制を整えました。これにより、開発側の変更情報を迅速に反映させることができました。
3.
生成AIエージェントの早期導入: 「Intercom Fin」を導入し、日次で内容を監視する体制を確立しました。これにより、回答精度と品質を持続的に向上させています。
成果と展望
Autify Nexusの導入からわずか1か月で、問い合わせの50.7%を自己解決へと導き、その後も平均47.7%の解決率をキープしています。新製品のリリースに伴い問い合わせ件数が倍増した中で、人員を増やさずに効率的な解決が実現できました。
また、新規ヘルプ記事の作成時間も60分から15分に短縮され、記事リリース数も15件から45件に増加しました。この成果は、AI活用による効果を具体的に示すもので、オーティファイのサポートチームの取り組みが功を奏した結果です。
オーティファイのカスタマーサポートチームは、この賞を受けて「お客様に気軽にご相談いただけるパートナー」として、さらなる環境づくりに努めることを宣言しました。同社は、AIとQAプロフェッショナルの協働を推進し、将来的にはさらなるAI活用による価値提供を目指します。
会社概要
オーティファイ株式会社は、東京に本社を置く企業で、AIを駆使したQAプラットフォーム「Autify」を開発・販売しています。急速な技術革新の中で、QAプロフェッショナルとAIが協力し、より良いソフトウェア品質保証の形を提供することに注力しています。公式サイトやお問い合わせ先は下記の通りです。