お米消費が減少
2025-04-28 15:52:12

日本人のお米消費実態調査、価格高騰が影響で減少傾向

日本人のお米消費実態調査、価格が影響で減少傾向



マイボイスコム株式会社は、2025年4月1日から7日の期間、インターネットを活用して行った6回目の『お米』に関する調査結果を発表しました。この調査の最も注目すべきポイントは、日本人の毎日のご飯の食べ方や購入状況に関するデータが明らかになり、特にお米を消費する頻度に対する傾向の変化が浮かび上がったことです。

調査結果の概要


調査によると、お米を毎日2回以上食べる人は約5割という結果が出ており、これは過去の調査と比較すると減少傾向にあります。特に10代から20代の若者においては、毎日のご飯の摂取回数は比較的高いですが、男性においては1日3回食べるという割合も目立ちました。一方、女性の60代から70代では、1日1回の割合が高くなっています。

炊飯方法の変化


自宅での炊飯方法についても興味深い結果が得られました。調査対象者の80.5%が無洗米を使用せず自分で米を研いで炊く方式を取っている一方で、無洗米を使う人は約19.9%でした。また、給食や外食に頼らず、毎日の食事でお米を摂取している人たちの中では、レトルトパックを使う人も17.9%おり、特に週に2〜4回食べる層ではこの割合が高くなっています。

お米の購入場所


お米の購入場所についても、63.7%の人が「スーパーの店頭」で購入していることがわかりました。生産者から直接購入するという人は約12.6%で、特に東北・北陸・中国・四国地方ではこの割合が20%に達しています。さらに、インターネットショップやドラッグストアも各9%台と比較的利用されていることが確認されました。

購入時の重視点


お米を購入する際の重視するポイントは、64.6%の人が「価格」を最も重要視しています。他には、「味」および「国産米かどうか」がそれぞれ40%を超える結果となりました。驚くべきことに、過去2年間で「価格」を重視する人の割合が増加し、逆に「産地」については減少傾向が見受けられました。

食べる量の変化


また、5年前と比べてお米を食べる量が減ったという人の理由には、38.2%が「お米の価格が高くなり、購入量を減らした」と回答しました。さらに20%台の人々は「少食になり全体の食事量が減った」「体重管理のために量を減らした」等の理由を挙げています。このように、特に女性や中高年層でお米の消費量が減少していることが浮き彫りとなりました。

回答者の声


調査者の中にはお米に関する多くのこだわりを語る人々もいました。「2合炊きで、毎回タッパーで保存するようにしている」「無洗米でも研いでから炊く」などの意見が寄せられ、炊き方や保存方法にも工夫がされている様子が伺えます。

結論


この調査から、私たちの食生活におけるお米の位置付けや消費行動に小さくない変化が訪れていることが明らかになりました。価格上昇や健康志向の高まりがその要因として浮かび上がる中、更に詳しいデータはマイボイスコムの調査結果詳細で確認できます。今後の「お米」に関する動向に注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
マイボイスコム株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町3-17-11エイハビル5F
電話番号
03-5217-1911

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