新埜康平の作品展「Eternity and a Day」
京都市下京区にある京都 蔦屋書店で、新進気鋭のアーティスト新埜康平の個展「Eternity and a Day」が2024年12月25日から2025年1月19日まで開催されます。彼の作品は、日本画の伝統技法とストリートカルチャーの要素が見事に融合し、独自の視点で日常の風景を再構築します。
展覧会の概要
本展では、新埜が手掛けるアート作品が多数展示され、観客は彼のアプローチによる美的な体験を楽しむことができます。代表作《Greatest of All Time#5》など、時間の経過とともに変化する銅箔を使用した作品が含まれており、経年変化による美しさを体験できます。
新埜康平は、ストリート文化、特にウォールアートやスケートボード、さらには90年代の映画から影響を受け、人物や風景を描くことに特化しています。彼の作品は、日本画の技法として用いられる膠や胡粉、和紙を使うことで、独特のあたたかみと深みが感じられます。この融合により、彼のアートは単なる絵画に留まらず、広がるストーリーを持つような印象を与えます。
アーティストの思い
新埜は、自身のアートに通じる分野として、次のように述べています。「花はいつか枯れてしまいますが、絵の中の花は永遠に咲きそこにあります。」彼の作品は、日常の中に潜む美しさを捕らえ、観覧者に自身の過去の記憶や日常を思い出させてくれる力を秘めています。このような美的体験を通じて、時間の中での変化や美しさの再評価を促します。
ディスプレイと販売
展示作品は、会期初日の2024年12月25日(水)から販売を開始し、アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも同時に販売されます。この機会に、彼の作品を間近で体験し、自身のアートコレクションに加えるチャンスとなります。
設定とアクセス
展覧会は、京都 蔦屋書店の6階アートウォールにて開催され、入場は無料です。開館時間は10:00から20:00ですが、最終日のみ短縮されます。
この展示は、現代アートと日本の伝統的な技法の交差点を示し、アートを通じて観覧者との深い対話を生み出す場となっています。新埜康平の作品と向き合い、彼の才能とビジョンを感じ取る機会をお見逃しなく。
交通情報
展示会場の京都 蔦屋書店には、公共交通機関でのアクセスが可能で、観覧後にはカフェや書店でアートに関する書籍などを楽しむこともおすすめです。京都の中心地に位置し、訪問しやすい場所にあります。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?