カシオ計算機が新技術センター建設と本社改装に着手！

新しいカシオへ向けた第一歩

東京都渋谷区に本社を構えるカシオ計算機が、羽村市にある技術センターの再建と本社ビルのリノベーションを発表しました。このプロジェクトは、2025年に着工し、2027年までに新技術センターの完成を予定しています。これにより、古い施設の老朽化問題も解消される見込みです。

この新たな取り組みによって、カシオはこれまで以上にイノベーションを促進するための環境を整えることを目指しています。新技術センターの完成により、人々が自然に集まり、共創が生まれる空間が実現されます。また、本社ビルの改装では、外部の顧客や取引先をもてなすため、一新されたエントランスやビジターエリアが新設される予定です。

ABWに特化した働き方

本プロジェクトは、ABW（Activity Based Working）に基づいた設計がなされています。これは、実際の業務に応じて様々なスペースを用意し、社員の能動的な働き方を支援する方針です。オープンな作業スペースや静かな研究室、リラックスできる休憩スペースなど、多彩な空間が提供される予定です。

新技術センターにおいては、研究開発の効率を向上させるために、先進的な実験設備やラボ棟の新設も計画されています。これにより、イノベーションのための横断的な開発環境が整うことになります。

一方、本社ビルでは新しいマグネットフロアが設けられ、新技術センターとの連携が強化される予定です。このような取り組みにより、カシオはさらなる相乗効果を生み出すことが期待されています。

社員の風土改革も同時に進行

新技術センターと本社ビルのリノベーションに加えて、カシオは社員の風土改革についても積極的に取り組むことを発表しています。社内の文化や働き方を見直し、より良い職場環境を提供することで、社員一人ひとりが活躍できる基盤を整える狙いです。これにより、カシオはカシオミニやG-SHOCKのような新たな製品を市場に提供し続けることを目指します。

今後の展望

計画されている新技術センターは、東京都羽村市の栄町に位置し、敷地面積は44,492㎡、延床面積は33,836㎡を誇ります。また、本社のリノベーションは東京都渋谷区で行われ、こちらは敷地面積が4,897㎡、延床面積が26,459㎡です。

新しいカシオは、驚きをココに届ける力を持ち、社員や顧客に今日を超える歓びをもたらすことを目指しています。カシオ計算機の新たな挑戦に、期待が寄せられています。