日比谷野音90周年の歩みを綴る「想い出エピソード」募集活動を開始

来年2013年、日比谷野音は開設90周年を迎えます。この歴史的な節目を祝い、音楽史に名を刻んだ場所としてのさらなる魅力を引き出すために、記念事業実行委員会が設立されました。実行委員長には音楽プロデューサーの湯川れい子氏が就任し、さまざまな形でこの特別な周年を祝う取り組みが計画されています。

記念事業の第一弾として、日比谷野音に寄せられた想い出を綴る「野音の想い出エピソード」の募集が行われています。応募者は、その期間に日比谷野音での思い出やエピソードを自由に記述でき、過去のコンサート、イベント、またはその他の関わりについて語ることができます。この企画は、感動の瞬間や記憶に残る出来事を共有することで、90周年を迎える日比谷野音の歴史を広く知ってもらうことが目的です。

募集期間は、2012年8月1日から2013年7月31日まで。この間、実行委員会では多種多様な記憶を集め、選考によって90周年に相応しいエピソードを決定していきます。応募方法は二通りあり、公式ホームページを通じて直接投稿する方法と、郵送で作文を送る方法があります。どちらの方法でも、800字以内でエピソードをまとめることが求められます。

応募の際には、エピソードに関連する詳細も記載が必要です。具体的には、エピソードが発生した年月日、催事名、応募者の基本情報（住所、電話番号、氏名、年齢）を明記する必要があります。

また、過去の貴重な資料、例えば「写真」や「公演パンフレット」、「チケット半券」などの古いアイテムも広く募集しています。これらの資料はアーカイブ事業の一部として、今後の日比谷野音に関する展示や記録の制作に利用される予定です。

応募作品の著作権は主催団体に帰属しますので、応募の際にはその点にも注意が必要です。また、応募した原稿は返却されないため、必ずコピーを所持しておくことが推奨されます。

選考は実行委員会が行い、選ばれたエピソードには大賞や特別賞が設けられています。結果の発表は2013年9月を予定しており、入賞者には直接連絡の後、公式サイトでの発表も行われる予定です。

音楽の聖地とも称され、数々の名イベントが行われてきた日比谷野音。この場所でのあなたの記憶を共有し、共に新しいアニバーサリーを作る機会を逃さないようにしましょう。ぜひ、あなたの思い出をこの特別な企画に寄せてみてはいかがでしょうか？詳細は公式サイト（http://www.yaon90.com）をご覧ください。