飲食店とSNSをつなぐ新集客プラットフォーム「TieUp」が登場

新たな集客プラットフォーム「TieUp」とは

2024年1月16日、飲食店とSNSユーザーをつなぐ新しい集客プラットフォーム「TieUp」がリリースされました。このサービスは、飲食店の売上を獲得しつつ、SNS上での拡散を同時に実現することを目的としています。インフルエンサーマーケティングにかかるコストを削減し、気軽に市場にアプローチできることがTieUpの大きな特徴です。

TieUpの基本的な仕組み

TieUpは、飲食店が特別割引プランを提供し、SNSユーザーがそれを利用することで来店する仕組みです。SNSユーザーは、事前に会員登録を行うことで、特別な割引を受けながら飲食店を訪れることができます。来店後は、自身のSNSアカウントでお店の感想や評価をシェアすることにより、さらなる集客効果が期待できます。

参加可能なSNSユーザーの範囲

TieUpでは、インフルエンサーだけでなく、一般ユーザーを含むSNSの利用者全般が対象です。従来のインフルエンサーマーケティングとは異なり、フォロワー数だけでなくエンゲージメント率に着目しています。そのため、1,000人程度のフォロワーを持つナノインフルエンサーや、日常的にSNSを利用する一般ユーザーも会員として参加できます。ユーザー登録時には、SNSアカウントの審査も行われます。

来店による利益促進

TieUpの最大の利点は、飲食店にとって来店が直接的な売上につながる点です。飲食店が提案する特別割引プランは無償提供ではないため、利用したユーザーが来店するほど売上を上げることが可能です。加えて、来店後にユーザーがSNSで店舗を紹介することで、さらなる販促活動にもつながります。

無料お試し期間の導入

今後、飲食店がTieUpを利用しやすくするために、初めの2ヶ月間は無料でサービスを提供しています。この期間を活用して、飲食店はTieUpの効果を実感し、月額料金を超える価値があるかどうかを見極められます。顧客対応として、メールや電話でのサポートも受けられますので、導入に不安がある方も安心です。

主な機能と対象店舗

TieUpの主な機能には、特別割引プランの掲載、予約の自動管理、来店管理機能、会員とのチャット機能があります。対象となる飲食店のジャンルは多岐にわたり、寿司やイタリアン、居酒屋、焼肉などが含まれます。対象地域は、初めに東京23区からスタートし、今後は順次エリアを拡大する予定です。

担当者によるコメント

TieUpを開発した株式会社F.labの担当者は、「飲食店が直面する厳しい状況を少しでも改善したい」という思いからこのサービスを立ち上げました。同社は、実際に自社の店舗でインフルエンサーマーケティングを実施し、その中で体験した課題を解決する形でこのプラットフォームを構築しています。今後も利用者全員にとって有益で、安心できるサービスへと成長させていきたいという抱負を抱いています。

まとめ

「TieUp」は、飲食店とSNSユーザーを手軽につなぐ新しい集客手法となる可能性を秘めています。特別割引プランの利用、来店による売上の直接的な獲得、またSNS上での拡散のシナジー効果を狙えるこのサービスは、飲食業界にとって革新的な申し出です。興味のある飲食店やSNSユーザーは、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。