中国ペット医療視察
2024-04-10 14:38:00
中国ペット医療業界関係者が最新診療現場を視察。日本の医療技術に驚きの声
中国ペット医療業界が感銘を受けた日本の先進的な医療技術
2023年、中国のペットビジネス市場が急成長しています。今年中に10兆円に達するとの期待も持たれている中、特にペット医療分野が注目されています。最近、ペット医療業界の関係者が日本の動物病院「どうぶつの総合病院専門医療&救急センター」を訪れ、最新の技術と医療体制に触れる貴重な機会がありました。
中国のペット市場の現状とは?
日本におけるペット市場は1兆7000億円規模であるのに対し、中国では約9兆円に達し、成長が続いているのです。この急激な市場拡大には、獣医師不足や動物医療に関する知識不足、顧客ニーズに応えるためのソリューションが不足しているという課題があります。これらの問題を解決するヒントを求めて、視察ツアーが計画されたのです。
最新医療現場の公開
視察には、中国最大の獣医師組織「東西部会」の会長をはじめ、製薬や医療機器メーカーの代表者が参加しました。彼らは普段は公開されていない医療現場の見学を行い、特に救命救急エリアや最新の放射線治療機器「EDGE」を体験しました。放射線技術者の説明にみな目を輝かせ、実際のデモンストレーションには驚きの声が上がりました。
視察を終えた東西部の頼会長は、「最新設備と医療現場の機能的な配置に多くの驚きを感じた。さらに、世界水準の専門家が集まっていることにも感動した」と述べています。このように、参加者は日本の先駆的な医療技術に感銘を受けた様子でした。
今後の国際交流の可能性
日中ペット振興会は、この視察を基にさらなる中国側の要望に応える計画を進めています。また、どうぶつの総合病院では「世界水準のチーム医療を動物の命に」という理念を持ち、国際的な視察の受け入れを今後も積極的に行う方針です。
どうぶつの総合病院の概要
「どうぶつの総合病院専門医療&救急センター」は、2011年に設立され、特別な治療や検査を行う二次診療施設として発展を遂げてきました。最近新病院へリニューアルし、米国獣医学協会(AVMA)の認定を受けた専門医が多数在籍しています。病院の立地は埼玉県川口市で、床面積も広く、先進的な医療環境を整えています。
このような国際的な連携や視察の機会を通じて、日本の動物医療技術が更なる発展を遂げることが期待されており、今後の動きに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
ベテリナリアンズシナジー株式会社
- 住所
- 埼玉県川口市石神815
- 電話番号
-