鉄道の魅力を体感できる展覧会「特別展 天空ノ鉄道物語」
日本の鉄道文化を余すところなく紹介する大規模な展覧会「特別展 天空ノ鉄道物語」が、東京の六本木ヒルズ森タワーで開催されます。全フロア約2500㎡の広大なスペースを利用し、海抜250メートルの特性を活かした新しい展示手法により、来場者に独創的な体験を提供します。
この展覧会は、全国の鉄道系博物館から集められた貴重な展示品を含め、1964年から2020年までの鉄道が持つ歴史的背景や文化、さらには「食」や「旅」、「アニメーション」、「ゲーム」といった日本独自の鉄道文化を探求する内容となっています。特に、鉄道ファンだけでなく、子供から大人まで楽しめるインタラクティブな演出が特徴です。
展示エリアでは、国鉄時代の駅や改札の再現、歴史を振り返るアート作品、さらにはヘッドマークや時刻表、制服の展示などが行われ、鉄道の文化にまつわるさまざまな側面を体感することができます。さらに、蒸気機関車(SL)や地下鉄、私鉄など、多角的に鉄道の魅力を掘り下げるコンテンツも用意されています。
また、展覧会オリジナルの鉄道関連グッズも豊富に販売される予定で、来場者は思い出に残るアイテムを手に入れることができます。
開催概要
「特別展 天空ノ鉄道物語」は、2019年12月3日から2020年3月22日までの期間で開催され、毎日10時から20時までオープンします。ただし火曜日の営業時間は17時までとなっているので注意が必要です。
チケットは、「鉄道の日」である10月14日から一般前売りが発売され、詳細情報は公式ホームページやSNSで随時更新される予定です。
この展覧会は、日本人が長い間親しんできた鉄道の歴史や文化に光を当てる機会でもあり、多くの人々にとって新たな発見や感動をもたらすことでしょう。また、監修を務める川西康之氏は、建築家として数々の駅舎デザインを手がけてきた実績を持ち、今回の展覧会にもその専門性が生かされています。
「特別展 天空ノ鉄道物語」は、ただの展示にとどまらず、未来の鉄道の姿を一緒に見つめる場として、多くの期待を集めています。新しい都市や文化を育む鉄道の役割を再確認するいい機会ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
展覧会公式HP:
特別展 天空ノ鉄道物語