水上太陽光発電所開所
2025-04-01 12:06:32

兵庫県に新たに水上太陽光発電所が開所し、環境貢献を強化

兵庫県に水上太陽光発電所が新たに開設



2025年2月28日、太陽グリーンエナジー株式会社が兵庫県で新たな水上太陽光発電所を開設しました。この発電所は、同社の100%出資によるTGE水上ソーラー1号合同会社を通じて設立され、今後、地域の再生可能エネルギーの供給を大幅に向上させることが期待されています。これにより、太陽グリーンエナジー及び関連企業の年間発電量は、約30.3GWh、一般家庭約10,100世帯が利用できる電力を生み出すことが見込まれています。

発電所の概要



新設された水上太陽光発電所は、2つの地点に設置されます。ひとつは加古川市に位置する「二号池水上太陽光発電所」で、発電規模は約1,674.3kW、年間の想定発電量は約1,975千kWhを見込んでいます。

もうひとつ、「長法池水上太陽光発電所」は、稲美町に設置され、発電規模は約840.7kWで、年間の想定発電量は約1,009千kWhとなっています。両発電所の開所によって、さらなるエネルギー供給の安定性が実現されます。

環境への取り組み



太陽グリーンエナジーでは、経済産業省が推進する「需要家主導型太陽光発電導入支援事業」からの補助を受けることで、新たな設備導入を効率的に進めています。さらに、関西エリアでは、大阪ガス株式会社とその子会社であるDaigasエナジー株式会社を通じて、オフサイトコーポレートPPAを締結しました。これにより、年間約1,300tのCO₂削減見込みがあり、再生可能エネルギーのメリットを活かした企業活動が進展しています。

水上設置型の利点



一般的に、太陽光パネルは温度上昇により発電量が減少することがあります。しかし、今回の水上設置型の発電所は水面の冷却効果により、パネルの温度上昇を抑えることができるため、陸上設置型に比べ高い発電効率が期待されています。この特性により、より多くの電力を安定的に生産できる見通しです。

太陽エネルギーの未来



太陽グリーンエナジーでは、再生可能エネルギーの普及促進とともに、気候変動への対策にも注力しています。これからも国内における水上太陽光発電の設置を続け、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく方針です。

これまでに、埼玉県、岐阜県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、奈良県、香川県の8県において、計18基の水上太陽光発電施設が設立されています。太陽ホールディングスは、再生可能エネルギーとエコな企業活動の両立を目指す上で、今後も新たなビジョンを掲げていくことでしょう。

新設された発電所が地域社会に与える影響や、持続可能なエネルギーとは何かを考えさせられる2025年の春が待ち望まれます。


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会社情報

会社名
太陽ホールディングス株式会社
住所
東京都豊島区西池袋一丁目11番1号 メトロポリタンプラザビル16階
電話番号

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