次世代リーダー育成のプログラム
公益財団法人米日カウンシル-ジャパンが主催し、ボーイングジャパン株式会社と連携して行われる「TOMODACHI Boeing Entrepreneurship Seminar 2025」が、2025年6月から2026年3月まで開催されます。このプログラムは、STEM(科学・技術・工学・数学)分野に在籍する高校生や大学生を対象にしたアントレプレナーシッププログラムです。参加者は、プロトタイプ開発を重視する内容で、実践的なスキルを磨くための「プレップセミナー」やチームでデジタルソリューションを構築する「ハッカソン」に参加します。
プログラムの目的
「TOMODACHI Boeing Entrepreneurship Seminar」は、若い世代がイノベーションやリーダーシップのスキルを身に付けることを目指しています。この第15回となる2025年度は、日本の学生がグローバルな舞台でスキルを磨く機会を増やすための取り組む内容となっており、これまでにも多くのアントレプレナー育成に寄与してきました。
プログラムは一般社団法人コード・フォー・ジャパンによって運営され、参加者はプロジェクトの企画立案や設計・開発を通じて、実社会の問題を解決するために必要な知識と経験を得ることができます。また、ボーイングジャパン株式会社からの支援の下で、専門家のセミナーや対話型のワークショップ、STEM関連の研究機関や企業とのネットワーキングを通じて、幅広い視野を持ったリーダーを目指します。
参加者の期待
米日カウンシルの代表理事であるオードリー・ヤマモトは、このプログラムの目的を次のように語っています。「参加者が多様な視点を持ち、自分自身の可能性を信じて未来の課題に挑戦できることを期待しています。この経験を通じて、STEM分野での知識やスキルを活かし、社会にポジティブな変化をもたらすことを願っています」と述べています。
また、ボーイングジャパンのアリサ・シャックマンも「全国から集まった学生たちがグローバル市場で自分のアイデアを実現する方法を学ぶ機会を得ることを期待しています。新たなパートナーシップによって参加者が技術やネットワークを得て、自信を持って世界に挑戦できるよう応援しています」とコメントしています。
参加方法と応募要項
2025年7月31日まで参加学生を募集しています。今回のプログラムへの参加資格は以下の通りです:
- - 高校・高専・専門学校・短期大学・大学・大学院に在籍していること(社会人は対象外)
- - アントレプレナーシップに興味があること
- - STEM分野で学ぶ意欲があること(未経験でも参加可能)
- - 日本とアメリカ文化に興味があり、日米関係の発展に参加意欲があること(日本国籍または永住権を求む)
- - 日本語を主言語とするプログラムに参加できること
- - 英語でのプレゼンテーションを意欲的に行うことができること
- - 2026年2月までのプログラムに参加可能であること
- - 基本的なオンラインツールを使用する能力があること
スケジュール
- - プレップセミナー:2025年6月22日、7月5日、7月12日
- - エントリー締切:2025年7月31日 23:59
- - ハッカソン合宿:2025年9月26日から28日(2泊3日)
- - 最終発表会:2025年12月予定
- - 選抜者による米国研修:2026年2月または3月
プログラムは米日カウンシルが主催し、ボーイングジャパンが協賛し、コード・フォー・ジャパンが運営を行います。東日本大震災後の復興支援から生まれたこのイニシアチブは、日米の次世代リーダー育成を目指しています。詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。