アイレットがPCI DSS 4.0に準拠
アイレット株式会社(本社:東京都港区)は、この度、クレジットカード業界の国際セキュリティ基準「PCI DSS 4.0」への準拠を発表しました。これは、2024年8月31日から適用されるもので、同社のアマゾン ウェブ サービス(AWS)運用・保守サービスとGoogle Cloudの監視・運用サービスが対象とされています。
PCI DSSとは?
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は、世界の主要クレジットカードブランド5社が共同で策定したセキュリティ基準です。この基準は、クレジットカード情報を扱う全ての事業者が遵守すべきものであり、加盟店や決済サービスプロバイダーも含まれます。特に最近の基準である4.0は、新たな脅威や技術革新に対応するために著しい改善が行われています。
アイレットの取り組み
アイレットは、2013年に初めて自社サービスがPCI DSSに準拠したことを契機に、継続的な認証取得を進めてきました。今年の8月にはGoogle Cloudへの対応も実現。今回の4.0準拠により、より一層のセキュリティ強化を図ります。
さらに、アイレットはISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)やクラウドセキュリティ認証、PIMS(個人情報保護管理システム)など、複数の国際基準への準拠にも取り組んでいます。
クラウドサービスの拡大
近年、クレジットカード業界でもクラウドサービスの利用が増加しています。アイレットは、PCI DSSに準拠した運用保守サービスを通じて、顧客に対してもセキュリティ対応を行えるようサポートしています。このサービスは、クラウド上でクレジットカード情報を扱う事業者に向けたもので、必要に応じた個別申し込みが必要です。
信頼性の向上
アイレットは、第三者機関からの審査を受け、国際基準に基づく独立した証明を得ることに注力しています。このような取り組みを通じて、顧客に安全で信頼できるサービスを提供し続ける姿勢は、業界内でも高く評価されています。
これからもアイレットは、最新の国際基準に準拠したサービスを提供し、顧客の安心・安全を最優先に考えて行動していくことでしょう。