1986年8月10日から阪神電車の夜間作業で活躍してきた電動貨車201号と202号が、38年の長い間の功績を受けて引退します。この節目を記念して、阪神電気鉄道と株式会社阪神ステーションネットは、2024年10月8日(火)に「電動貨車201号・202号引退記念見学会」を開催します。
この見学会では、実際に運転していた運転士や関係者が登場し、電動貨車が担ってきた重要な役割や、その忙しい日々の裏側を語ります。参加者は、貴重な体験を通じて、この希少な電動貨車の雄姿を沿線や鉄道ファンたちとともに記憶に刻むことができます。
見学会の詳細は以下の通りです。
- - 実施日時: 2024年10月8日(火) 9:00~11:15(雨天決行、荒天中止)
- - 募集人員: 40名(最少催行人数20名)
- - 見学内容: cargoのスペック紹介、車内見学、クレーンを用いた資材の積込・積降実演、運転士の談話、さらには車庫内での入換運転の乗車体験などが行われる予定です。
この費用にはイベント参加費、記念品代、諸費用が含まれます。また、企画は株式会社阪神ステーションネット(阪神アイビートラベル)が実施します。応募方法はWEBのみで、抽選販売となります。
応募期間は2024年9月12日(木)15時から9月16日(月・祝)まで。抽選結果は9月18日(水)にメールで通知されます。なお、18歳未満の方は保護者同伴が必要で、参加にはいくつかの注意事項があります。
- - 注意事項: 参加者はスタッフの指示に従うこと、撮影機材の持込には制限があること、会場内での盗難や紛失については責任を負わないことなどにご理解をお願い申し上げます。
この見学会は、阪神電車の歴史に触れ、その貴重な遺産を継承する貴重な機会です。多くの方々にご参加いただき、引退する電動貨車への感謝を示す場としてほしいと思います。興味のある方は、ぜひ応募をご検討ください。