新提案を発表
2016-10-21 15:02:42
アーネストワンが「危機管理産業展」で新たな提案を発表
アーネストワンが挑む新たな住宅供給
2016年の「危機管理産業展(RISCON TOKYO)」に初出展したアーネストワンは、地震災害に立ち向かう新しい住宅供給の方法を提案しました。この展示会は、自然災害の脅威や被災者の実情に寄り添った取り組みが注目されており、特に熊本地震の影響を受けて、堅牢な住宅と安全な生活環境を提供するための提案が重要視されています。
熊本地震がきっかけ
アーネストワンは、熊本地震が発生した4月には、県内に建設した分譲住宅約120棟の無償点検を実施しました。大半の住宅は軽微な修復ですんだものの、周囲の住宅が大きな被害を受けている様子を目の当たりにし、避難所生活を強いられる人々の住宅問題に何とか対処する必要性を感じました。
3つの新提案
アーネストワンが出展した内容は、「地震に負けないくらしをつくる」というテーマのもと、以下の3つです。
1. クレイドルキャビン:避難所での生活の負担を減らすために、運搬・設置が簡単な災害時宿泊ユニットです。プライバシーが保たれた快適な空間を提供し、さまざまなタイプが用意されています。
2. スピードビルド:基礎工事が完了してから48時間以内に住宅を建設する技術です。高効率な作業体制と人的資源の集中により、災害発生時にも迅速な対応が可能です。
3. QUIE(クワイエ):耐震性能と制震性能を兼ね備えた住宅ブランドです。特注の制震装置「SAFE365」を搭載し、地震による揺れの影響を軽減しています。
これらの取り組みは、災害発生時にも早急に被災者に安心を提供することを目指しています。
クレイドルキャビンの実物展示
展示会ではクレイドルキャビンの実物が展示され、多くの来場者が興味を持って中に入ってみる姿が見られました。多様なタイプが用意されているため、それぞれのニーズに応じた利用が可能で、備え付けのカプセルタイプのベッドやプライバシーの確保が特徴的です。
被災地復興のカギ、スピードビルド
スピードビルドの映像展示では、基礎工事からの短時間での住宅建設が実証されており、参加者の多くがその技術に驚きを隠せませんでした。災害時にこそ必要とされるスピーディーな対応が、被災地復興にとっての重要な要素であると感じた人が多いようです。
QUIE(クワイエ)の強さ
QUIE(クワイエ)は、耐震だけではなく、揺れを抑える制震性能を併せ持つ住宅で、安心して暮らせる空間を提供します。展示では、模型を通じてその技術的優位性を説明し、来場者から高い評価を受けました。特に一般的な耐震住宅と比較した際の実験映像は、多くの人々に強い印象を与えました。
結論
「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2016」は、多くの来場者が集まり、アーネストワンの新提案に注目が集まりました。災害に対して、何をどう備え、どのように私たちの生活を守るかが問われる中、アーネストワンの取り組みはひとつの希望の光をもたらしました。これからも、安心して暮らせる暮らしのための技術と対応が進化していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社アーネストワン
- 住所
- 東京都西東京市北原町3-2-22
- 電話番号
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