武蔵精密工業が東京オフィスを開設、グローバル展開の拠点に

武蔵精密工業が新たに東京オフィスを開設

武蔵精密工業株式会社は、2025年10月1日に東京都港区に新しい拠点を開設しました。これにより、既存の事業を発展させると同時に、新しい事業領域での成長を加速させる狙いがあります。このオフィスは、営業、マーケティング、人事、財務、法務、広報を担当する各セクションを配し、戦略立案から実行支援、モニタリングまでを一手に行う拠点として機能します。

新たな価値創造の拠点

新しい東京オフィスは、「もうひとつのムサシ」を実現するために、さまざまな知見を集積し、未来を見据えたビジネス展開に向けたサポートを行っています。特に、自動車部品製造にとどまらない新しい試みとして、次世代の自動車技術に向けた研究開発や、他分野でのオープンイノベーションを促進します。このような取り組みを通じて、ムサシは企業としての価値をより一層高め、社会に対する貢献を強化していく方針です。

活用する多目的スペース

また、オフィス内にはイベントや会議に利用できるステージを設置しています。ここは、国内外から訪れる顧客や投資家、メディア、そして未来を担う人材との交流の場としても機能します。愛知県豊橋市に本社を構える先駆的な企業として、東京拠点を持つことで、日本全国さらには世界からの優れた人材の確保にも寄与していく考えです。

武蔵精密工業のこれから

武蔵精密工業は、四輪および二輪車用の電動化や自動運転を見据えた次世代パワートレインやステアリング、シャーシ部品の開発製造販売を手掛ける企業です。先端技術であるAIを駆使したインダストリー4.0の推進や、幅広い領域でのSDGsの達成に向けたエネルギーソリューション事業、さらには農業や植物バイオ事業など、多角的に新しい事業の創出と拡大を目指しています。

このように、ムサシは新たな拠点を設けることで、自社の成長戦略をより強力に推進したいと考えています。今後の展開に注目が集まっています。