空き家活用プロジェクト
2024-08-02 02:41:43

空き家活用を通して地域 revitalization に向けた新プロジェクト

新たな空き家活用プロジェクトが始動



株式会社カネダイ(本社:宮城県気仙沼市、代表:佐藤俊輔)は、地域の空き家問題を解決するための新しい取り組みを発表しました。このプロジェクトでは、株式会社カネダイが所有する空き家をリノベーションし、その物件を地域の事業者に貸し出すことで、地域活性化を図ります。この活動は、2024年4月から認定特定非営利活動法人Cloud JAPAN(代表:田中惇敏)と提携し、空き家活用の取り組みを強化していくものです。

空き家問題の現状



2023年時点で、日本の空き家件数は約900万戸に達しており、気仙沼市でもその数は増加しています。空き家を放置すると、倒壊や害虫の発生といった危険が生じ、地域の美観を損なう原因となります。また、「管理不全空家」や「特定空家」として指定された空き家に関しては、税負担が大きくなるため、全国各地での対策が求められています。

カネダイは、地域の課題に対する解決策を提供するため、このプロジェクトを立ち上げました。空き家をリノベーションし、再び使われることで地域に価値を還元しようとしています。

第1号物件の紹介



今回、活用事例の第1号として、宮城県気仙沼市松崎高谷に位置する物件が選ばれました。この物件は明治49年に建築されたもので、6DKの間取りを持ち、庭付きで駐車場も完備されています。以前は水産業の社長が所有し、カネダイの社員寮として利用されていた経歴があります。

物件周辺は三陸道や山々に恵まれた閑静な住宅地で、美しい海の眺望も楽しめます。地域の魅力を最大限に活かせるコンセプトでの活用が期待されています。

インバウンド需要の拡大



気仙沼市は、仙台市から車で約2時間の距離にあり、アクセスが良く観光資源が豊富です。特に、海外からの観光客を受け入れることができる可能性が高いため、空き家を「異日常型旅行」のコンセプトで活用することにより、地域経済の活性化を目指しています。旅行者がリアルな暮らしを体験できるような新しい形の宿泊施設として、国内外からの観光客を受け入れることが考えられています。

ご応募について



物件の使用者募集は、2024年8月1日から開始され、応募はオンラインで行うことができます。申し込みフォームに必要事項を記入することで、興味のある事業者は提案をすることができます。締め切りは2024年8月16日(午後11時59分)です。

カネダイとCloud JAPANのメンバーが、採用された使用者と共に事業計画や物件の改修計画に協力し、具体的な事業が実現できるようサポートします。

今後の展開



使用者が決定した後は、実際の物件の賃貸や事業開始に向けた具体的な計画を進めていきます。これを契機に、カネダイは今後もさらなる空き家活用に挑戦し、地域の価値提供の輪を広げていく方針です。

ぜひ地域の活性化に貢献するこのプロジェクトに参加し、多くの方と新しい価値を創出していくことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社カネダイ
住所
宮城県気仙沼市川口町一丁目100番地
電話番号

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