進路選択のエッセンスを詰め込んだ書籍『決め方』で迷わず生きよう

人生の選択に欠かせない「決め方」

人生とは、選択の連続です。進学、就職、結婚などの大きな決断から、日常の買い物や通院まで、あらゆる場面で私たちは何かを決めなければなりません。そんな中で、無意識に選択を行っていることも多いのではないでしょうか。しかし、実際には多くの人が「物事を決める方法」を学ぶ機会が少なく、正しい選択ができないこともあります。

河合塾の取り組み

学校法人河合塾が開発した「未来研究プログラム」では、学生向けに「決め方」に特化した教育プログラム「ミライの選択」を提供しています。このプログラムは、すでに1万人を超える高校生に受講されており、進路選択の際に役立つ様々なノウハウを学ぶことができます。本書『人生で必要な決め方はすべて「進路選択」で学べる』は、このプログラムを広く世代に向けてアレンジした内容となっており、進路選択に限らず、あらゆる「決め方」を網羅しています。

生きるための判断力を鍛える

本書では、選択のプロセスを以下のステップに分かりやすく説明します。まず、自身の状況を理解し、次に多角的な視点から選択肢を検討します。そして、自分の価値観に基づいて、各選択肢を比較し、最終的に決定を下すという流れです。この一連のプロセスを実践することで、誰でも納得のいく判断ができるようになるのです。

誰もが得られる知識

実際、河合塾の調査によると、中高生の約9割が「決め方」を学ぶ機会がないまま大人になるのが現実です。買うものや進路を決める際に、私たちは情報収集には力を入れているものの、どう決めるかという基礎的な部分が欠けていることが多いのです。これにより、選択をする際に迷いや後悔を感じることが生じます。

書籍の詳細

本書の著者は、河合塾の教育プログラム開発者である山口大輔氏と日本総合研究所の山本尚毅氏の二人です。2025年9月23日に東洋経済新報社から刊行され、定価は1,760円（税込）となっています。ページ数は260頁にわたり、誰でも理解しやすい内容に仕上がっています。ISBNは978-4-492-04806-1で、購入も可能です。