シンクレイヤの新しい取り組み
シンクレイヤ株式会社は1962年に創業以来、放送や通信分野で数多くの技術を発展させてきました。最近では社会の様々な課題に取り組むサービスを展開し、特に高齢化問題や防災に関するニーズに応える製品を紹介しています。2026年7月8日から10日にかけて東京ビッグサイトで開催される『自治体総合フェア2026』では、これらの最新ソリューションが披露される予定です。
この展示会のテーマは「発見、気づき、共創が生む地方創生へ」としており、政府と民間の新たな協力関係や革新を促進する場として位置付けられています。シンクレイヤはそこにおいて、自治体が直面する「高齢化」「災害時の情報伝達」「通信インフラ維持」「人手不足」といった複雑な課題に対する具体的な解決策を提案します。
展示内容
孤独死対策
一つ目の注目商品は、安否確認支援サービス『でんぱでみてるくん』です。このサービスはWi-Fi電波のわずかな変化をAIが解析することで、室内の人の動きを感知し、一定時間動きがなかった場合には自動でアラートを発報します。このシステムはコンセントに専用端末を差し込むだけで使用可能で、カメラやウェアラブル端末が不要です。プライバシーを配慮しつつ、さりげない形で安否確認が行えるのが大きなメリットです。主に自治体や不動産管理会社に向けて、単身高齢者の孤独死対策として提供されています。
防災情報メディア
次に紹介するのは、防災放送システムです。これはケーブルテレビのFM帯域やコミュニティFMの電波を用いて、各家庭に設置した専用端末に緊急情報や地域情報を届けるシステムです。はがき程度のサイズで、特に空いている時間に電源がオフでも自動的に稼働し、最大音量でアラートを発するという特徴を持っています。すでに多くの自治体で導入されており、特に淡路島にある洲本市や高知県の黒潮町などが利用しています。
災害対策
更に、屋外型の無停電電源装置も展示されます。これは、特に5G基地局やネットワーク拠点向けの次世代電源システムで、電力供給とバックアップが提供される効率的な装置です。旧式の鉛蓄電池と比べ、寿命が約2倍となり、サイズもコンパクトに設計されているため、壁や柱に直接取り付けることができます。ファンレス設計により、高い信頼性を維持しつつ静音性も実現しています。
セミナー情報
さらに、展示会期間中にはセミナーも開催される予定です。特に注目すべきセミナーが『Wi-Fiで“人の動き”が分かるって本当?』です。これは、システム企画グループの石原健主任による講演で、次世代の見守りツールについて解説される予定です。定員は80名で、参加費は無料です。
会場情報
『自治体総合フェア2026』は、東京ビッグサイトで行われ、シンクレイヤのブースはL-71です。イベントの詳細やお申し込みは、公式ウェブサイトを通じて確認できます。
シンクレイヤは60年以上の歴史を持ち、今後も地域安全と安心のためにその技術と知見を活かしていく方針です。心地よい地域づくりに不可欠なソリューションを提供し、持続可能な未来に貢献する姿勢を貫いています。