COP29でのLIXILの取り組み
2024年11月11日から22日、アゼルバイジャンのバクーで開催される国連気候変動枠組条約第29回締約国会議、通称COP29にて、株式会社LIXILが「ジャパン・パビリオン」の一部として参加します。特に注目されるのは、11月18日に行われる環境省主催の「建物の脱炭素化に関するセミナー」です。
セミナーの背景
建築物分野は、世界全体のCO₂排出量の約37%を占めており、効率的なエネルギー利用が求められています。特に住宅や建物の脱炭素化は急務です。このような中、LIXILは高性能の窓やドア、節水型の水まわり設備などを通じて、環境負荷の低減を進める先進的な製品を提供しています。
LIXILの主な取り組み
今回のセミナーでは、建物の脱炭素化に向けた日本の具体的な取り組みが紹介されるとともに、国際的な専門家との意見交換が行われる予定です。特に、リサイクルアルミを使用した「PremiAL R100」は、LIXILの誇る循環型低炭素アルミです。この製品は、建物におけるCO₂排出量削減に大きく寄与することが期待されています。
セミナーの詳細
- - タイトル: 建物の脱炭素化に関するセミナー
- - 日時: 2024年11月18日(月)現地時間 14:00 - 15:15
- - 場所: COP29 ジャパン・パビリオン内セミナー会場およびオンライン配信
- - 言語: 英語(日本語同時通訳あり)
- - 主催: 環境省・国土交通省
講師として登壇するのは、LIXILのコミュニケーションズ・インパクト戦略リーダー、ジョン・ショート氏です。日本の脱炭素化の取り組みを紹介しつつ、他の企業や専門家との意見交換を通じて、より効果的な施策の実現に向けて議論を深めます。
LIXILについて
LIXILは、快適で持続可能な住環境の実現に向けて、トイレやお風呂、キッチンなどの水まわり製品、さらには窓やドアなどの建材を開発・提供しています。世界中で約53,000人の従業員を擁し、150カ国以上で事業を展開中です。これにより、毎日10億人以上の人々の生活を支える企業として知られています。2024年3月期には、連結売上高1兆4,832億円を計上する見通しです。
LIXILの取り組みは、単に製品の提供にとどまらず、持続可能な社会の実現を目指した積極的なアプローチを取っています。今後のセミナーを通じて、LIXILの役割とビジョンがどのように進化していくのか、しっかりと見守っていきたいと思います。