新しいセキュリティ講座『Micro HACCON』 が千葉で開催
近年、企業におけるサイバー攻撃のリスクが飛躍的に増加しています。そのため、自社のセキュリティ対策を強化することが急務となっています。このような状況を背景に、企業経営者やセキュリティ担当者を対象にした新しいセキュリティ講座『Micro HACCON』が千葉県で開催されることになりました。
受講のメリット
受講者は、最前線でのサイバー攻撃を体験し、その心理を学ぶことで、企業のリアルなセキュリティ問題を解決するための知識を深めることができます。本講座は2021年の2月と5月に行われ、参加者は実際に攻撃手法を学ぶことで、セキュリティ担当者としての実践的なスキルを習得します。
企業のセキュリティ課題
FYFが実施した調査によると、多くの企業のセキュリティ部門が次のような課題を抱えています。
- - 常にセキュリティ対策が後手に回る
- - セキュリティ教育の効果が薄く、人材が育たない
- - エンジニア向けの教育の知見や仕組みが不足
- - 小規模な企業では教育が難しい
このような課題に対処すべく、『Micro HACCON』は設計されています。
サイバー攻撃体験
受講者は、無線LANを狙った攻撃手法を学び、実際に侵入する訓練を受けます。これは警察官がテロ組織の攻撃手法を学ぶのと同じアプローチです。身を持って疑似体験をすることで、攻撃者の視点を理解し、より効果的な防御策を考える手助けとなります。
従来の講座との違い
従来のセキュリティ講座は、守りに重きを置いた内容が多いですが、攻撃者は常に新しい手法を考案しています。したがって、単に防御だけでは自社の安全を確保することは難しいのです。『Micro HACCON』では、攻撃者の思考を学ぶことができるため、より実践的な内容が展開されます。
受講対象者
この講座は、次のような人々に最適です。
- - 企業のセキュリティ部門の社員
- - システム管理者
- - ネットワークエンジニア
- - 初級ペネトレーションテスター
- - 自社のセキュリティを強化したい経営者
- - セキュリティに興味のある方
講座内容概要
『Micro HACCON』の講義は2日間に分かれて行われます。内容は以下の通りです。
1日目
- - Kali Linuxの基本とインストール方法
- - Linuxコマンドの説明
- - Nmapを使用したポートスキャン
- - 脆弱性攻撃の基本とMetasploitの利用
- - MitM攻撃手法の解説
- - DoS攻撃の概要
2日目
- - パスワードクラック手法
- - 無線LAN調査ツールの使用方法
- - Aircrack-ngの実践
- - 架空の企業ネットワークへの侵入体験
申し込み情報
『Micro HACCON』の受講料は98,000円(税別)、早期申し込み割引で80,000円(税別)。参加希望者は公式サイトからお申し込みください。定員はそれぞれ12名です。
会社概要
この講座は株式会社FYFが主催しており、千葉県柏市に本社を構えています。FYFはセキュリティ対策やコンサルティングを手掛けており、企業のセキュリティ向上に貢献することを目指しています。
この新たな試みに参加し、あなたの企業のセキュリティを一層固めてみませんか。