開業に向けた新たな一歩
matsuri technologies株式会社(以下matsuri technologies)は、宿泊体験の質を向上させるために、寝具ブランド「NELL マットレス」を展開する株式会社Morght(以下Morght)との業務提携を発表しました。この提携により、宿泊施設における睡眠の質を向上させることを目指します。特にNELLが注力する「睡眠休養感」の向上に焦点を当てています。
睡眠休養感とは
睡眠休養感とは、睡眠を通じてどれだけ体と心が回復したと感じるかを示す概念です。例えば「すっきりした」「疲れをしっかり取れた」といった実感が重要であり、特に旅先ではこの感覚が体験の質を大きく左右します。Morghtが開発した「NELL マットレス」は、この睡眠休養感を向上させるために、寝返りのしやすさや理想的な睡眠姿勢のサポートに特化しています。
提携の背景
matsuri technologiesは、これまでインバウンドの訪日客をメインとした民泊の運営や法人向けのマンスリー賃貸を手掛けてきました。特に自社開発したソフトウェアを通じて、スケール可能なサービス展開を実現しています。最近のデータによれば、ゲストの平均滞在日数は3.7泊にのぼり、年平均稼働率は80%を越えています。このような状況を受けて、Morghtとの提携は宿泊業界全体の質の向上に大きく寄与すると考えています。
「NELL for Hotels」プロジェクト
NELLでは現在、宿泊施設向けの寝具導入プロジェクト「NELL for Hotels」を展開中です。質の高いマットレスを提供するだけでなく、各施設のニーズに応じた柔軟な提案が好評です。すでに2,750以上の施設に導入されており、宿泊事業者にとっての差別化要素となっています。このプロジェクトを通じて、宿泊施設の口コミ向上や低評価のコメントの減少など、顧客の満足度を高める成果が報告されています。
StayXとは
さらに、matsuri technologiesが開発した「StayX」というソフトウェアは、空間価値を最大化するためのソリューションです。これにより、物件は従来の賃貸契約だけでなく、短期宿泊や月単位の賃貸としても運営できるようになります。インターネットでの集客やリアルタイムでの在庫管理を行うことができ、無人運営が可能に。これにより、人口減少による労働力不足と戦う新たな社会インフラの実現を目指しています。
企業概要
matsuri technologies株式会社の本社は東京都新宿区に所在し、情報通信業やソフトウェア開発を手掛けています。代表は吉田圭汰氏で、2016年に設立されました。また、Morghtも東京都港区に本社を置き、D2C寝具ブランド「NELL」の製品企画・販売を行っています。今後も両社の連携が注目されます。
結論
今回の業務提携により、宿泊体験がさらにクオリティの高いものに生まれ変わることが期待されます。特に訪日外国人客にとって、質の高い睡眠が安心感を与え、より良い滞在体験を実現することでしょう。今後の展開に目が離せません。
StayX公式サイト:
StayX
企業情報
- - matsuri technologies株式会社
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本社: 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4丁目8番1号 神楽坂プラザビル 3階
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事業内容: 情報通信業、ソフトウェア開発業、住宅宿泊事業、不動産賃貸業
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公式サイト:
matsuri technologies
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本社: 東京都港区南青山3-1-34 3rd MINAMI AOYAMA6F
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事業内容: D2C寝具ブランド「NELL」製品の企画・販売
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公式サイト:
Morght
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NELL公式サイト:
NELL