日本シグマックス株式会社、3年連続No.1の栄誉
日本シグマックス株式会社が、2023年度の医療機関向けサポーター出荷金額で3年連続でNo.1に輝いたことが、株式会社日本能率協会総合研究所の調査結果により明らかになりました。この業績は、2012年以降続いている流れで、業界内での同社の強固な地位を示しています。
調査概要
調査は日本国内の医療機関向けサポーターに関するもので、特に整形外科を中心に使用される腰・関節サポーター等に焦点を当てたものです。これらの製品は、医療法上の医療提供施設へと出荷され、患者の体を支えて安定性を高め、さまざまな問題に対処しています。
サポーターの重要性
整形外科の診療においてサポーターは、医療における保存療法の一環として重要な役割を果たします。特に、サポーターを装着することによって痛みの原因を軽減・除去し、関節や筋肉の動きを回復させる療法とされます。また、手術によらずに身体の機能を改善し、適切な圧迫と温熱効果で治癒を助けることが可能です。患者自身が簡単に装着できることから、治療の継続性が高まり、日常生活への復帰もスムーズになります。
サポーターの開発と歴史
日本シグマックスは1978年に自社設計開発で初の医療用サポーターを市場に投入して以来、40年以上にわたり医療業界のニーズを的確に捉え、製品を進化させてきました。医療従事者からのフィードバックを基に、身体計測データを実生活に落とし込み、製品改良や新規開発に取り組んでいます。このような姿勢が、同社が医療機関向けサポーター市場でのリーダーシップを確立している理由の一つとなっています。
プロスポーツ分野への展開
また、医療分野での実績を活かし、1993年にはスポーツ向けブランド「ザムスト」を立ち上げ、運動時のケガの予防とリハビリをサポートする製品を提供しています。ザムストは、国内外で高い評価を受けるブランドとなり、アスリートたちからの信頼も厚いものです。
さらに2015年には、日常生活での健康をサポートするウェルネスブランドの「メディエイド」を展開開始。医療用サポーターから得た知見を基に、長時間装用時の快適さを追求した製品を展開しています。
まとめ
日本シグマックス株式会社は、整形外科分野を中心に幅広い製品を展開し、今後も医療支援を通じたビジネス成長を目指しています。近年の成果は、同社が医療機関向けのパートナーとして評価される理由を物語るものであり、今後のさらなる発展が期待されます。