愛知・大同病院のAI導入
2026-03-04 11:53:26

愛知・大同病院、AI活用で患者体験向上を目指す新システムを導入

大同病院がAIプラットフォームを導入し患者体験を刷新



名古屋市に位置する社会医療法人宏潤会大同病院が、株式会社セールスフォース・ジャパンのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を導入したことを発表しました。これは、患者の体験を向上させ、院内業務を根本的に変革することを目指した取り組みです。

大同病院の役割と背景



大同病院は、名古屋市南部及び知多半島北西部に医療圏を持つ地域の中核病院であり、高度急性期医療から在宅医療まで幅広いサービスを提供しています。同院は「皆様の信頼と満足」を理念として掲げ、地域の健康を支え続けています。最近ではデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、最新の技術を活用した患者サービスを強化することに努めています。

これまでは、初診や再診の予約をコールセンターで対応してきましたが、複雑化する診療科の予約ルールに対応するためには、高度な知識が必要とされました。また、応対者のスキルに依存した予約受付では、情報の一貫性やナレッジの蓄積が十分に進まなかったため、全体の運用精度が課題とされていました。

AI導入の理由



そのような中、大同病院はSalesforceのAgentforceを選定しました。このAIによって、24時間365日いつでも患者が適切な診療科を予約できる仕組みが確立されます。従来のチャットボットと異なり、自律的に判断を行うAIエージェントが特長で、複雑なルールに基づいて患者を最適な診療科に案内します。

さらに、既に導入済みのHealth Cloudを最大限に活用することで、医療業界における業務の効率化と操作性の向上が期待されています。電子カルテと連携した機能拡張により、医療情報の基盤を強化することができます。

活用の具体例



Agentforceにより、以下のような活用が期待されています。

  • - AIによる診療予約:患者がWebサイトなどで問い合わせを行うと、AIエージェントが症状や要望をヒアリング。その情報をもとに、適切な診療科を選定し、自動で予約を完了させることができます。

  • - 患者情報の統合管理:電子カルテや予約システム、Web問診などのデータをまとめ、Health Cloudを通じて一元的に管理。スタッフは患者の状況を把握し、より良いサービスを提供できるようになります。

  • - フォローアップの強化:診療前後にAIが適切に患者にメッセージや案内を行い、不安を解消し治療をサポートします。

導入による効果



大同病院は、このシステムの導入によって以下の効果を期待しています。

1. 患者体験の向上:24時間いつでも予約ができることで、患者は自身のライフスタイルに合わせた柔軟な医療アクセスが可能になります。
2. 業務効率の改善:AIが複雑な予約ルールを処理することにより、業務の負荷軽減とナレッジの標準化を実現します。
3. データの有効活用:散在していたデータの統合により、経営判断の質や、パーソナライズされた医療サービスの提供が進みます。

将来の展望



大同病院は、このAI導入を踏まえ、今後さらにSalesforceを活用していく計画です。企業レベルでの医療情報システムデータの集約を高め、他部門への展開や医療DXの実現を目指しています。これは、患者との対話やケアの時間を増やすための重要なステップです。最終的には、すべてのスタッフが事務業務から解放され、医療における「人対人」のコミュニケーションに集中することを目指しています。

まとめ



大同病院は、AI技術を駆使したこの新たな取り組みを通じて、地域医療の質を一層高め、「皆様の信頼と満足」に応えつつ、医療の未来を切り開く存在を目指しています。今後がますます楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社セールスフォース・ジャパン
住所
東京都千代田区丸の内1-1-3  日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)
電話番号
0120-733-257

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