山一ハガネが新切削工具ブランド「RIDGELINE TOOL」を発表！展示会情報も公開

山一ハガネが新たな切削工具ブランドを発表

約100年の歴史を持つ特殊鋼商社、株式会社山一ハガネが新たに立ち上げた切削工具ブランド「RIDGELINE TOOL（リッジラインツール）」が注目を集めています。このブランドは、専門的な金属加工と独自の技術を活かし、特に日本のモノづくりに活力を与えることを目的としています。2025年6月25日には公式サイトが公開され、7月9日から11日まで開催される「機械要素技術展」では、初めての製品展示が行われます。

RIDGELINE TOOLとは

「RIDGELINE TOOL」は、山一ハガネが持つ金属加工の専門技術を元に、高性能かつコストパフォーマンスに優れた切削工具を提供します。現場のニーズを反映させ、実際の加工現場での検証を経た工具のみを厳選してラインナップに加えています。これにより、従来の「高品質な工具＝高価格」という常識を打破し、品質と価格のベストバランスを実現します。

日本の製造業は近年、海外メーカーとの競争が厳しくなっています。その中でRIDGELINE TOOLは、日本の競争力を再構築するために品質に妥協せず、効果的なコスト管理を提供することを使命としています。このブランドの理念は、加工現場の生産性と収益性を向上させることです。

戦える工具への挑戦

RIDGELINE TOOLは、自社の加工現場での実績を基に、性能や信頼性、価格のバランスを追求しています。高品質な製品を手頃な価格で提供することで、現場の声に応えることを目指しています。また、特に自動車産業などの厳しい品質管理が求められる業界での採用実績も増えており、コスト削減と同時に顧客満足度の向上が図られています。

「YS BLADES」との連携

さらに、山一ハガネが開発した世界最高水準のフィギュアスケートブレード「YS BLADES」においても、RIDGELINE TOOLが使用されています。このブレードは特別な製法により、非常に高い耐久性を誇ります。これにより、RIDGELINE TOOLは日本のトップアスリートに求められる精度や性能の確保に貢献しているのです。

品質の裏付け

RIDGELINE TOOLの製品は、以下の特徴を持っています。
1. 先端技術を用いた製造：世界的に有名な工作機械を駆使して生産し、国際基準の品質を実現。
2. 性能に特化した設計：モノづくり現場で必要とされる機能に絞り、使いやすさを追求。
3. 最新のコーティング技術：耐酸化性や耐摩耗性に優れた新素材を使用し、特にステンレスや高硬度材加工での長寿命を実現。