NECが協賛するHardening Projectが総務大臣奨励賞を受賞
サイバーセキュリティの重要性が高まる昨今、NECが協賛する「Hardening Project」がこの度、「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」を受賞しました。この賞は、サイバーセキュリティに関連する施策で優れた成果を上げた個人や団体を表彰するもので、特に革新的な取り組みを行ったものに贈られます。
この受賞の背景には、技術的な取り組みだけでなく、ビジネス面での実績も含まれています。「ハードニング競技会」と呼ばれる実践的なセキュリティ競技会を長期にわたって開催し、得られた知見を地域コミュニティや広報活動に活用してきたことが評価されました。
NECは、2016年からこのプロジェクトに参加し続けており、当社のCorporate Executive CISOである淵上真治が実行委員として企画運営にも大きく貢献してきました。加えて、技術者たちが競技者を支援するためのサービスを提供し、重要な役割を果たしています。この競技会を通じて蓄積した知識や経験は、NECのシステムエンジニア向けの演習環境である「NEC サイバーセキュリティ訓練場」の構築にも活かされています。
NECは、今後も「Hardening Project」に参画し続け、安全で安心な社会の実現に向けて「衛る」技術の価値を最大化していく方針です。これにより、より強固なサイバーセキュリティ環境を構築し、社会全体のレジリエンスを高める狙いがあります。
受賞内容の詳細
「総務省」が発表した報道資料によると、本賞はサイバーセキュリティに関する様々な取り組みを通じ、特筆すべき成果を上げたという点が評価されました。
関連情報
最近、NECは「Hardening 2023 Generatives」においても競技者を支援する企業として最優秀企業賞を受賞しており、その活動は多方面にわたります。また、NECセキュリティブログでは、このハードニング競技会の参加報告が定期的に発信されています。
今後の競技会に関しては、「Hardening 2024 Convolutions」や「Hardening Designers Conference 2024」など、様々なイベントが予定されています。これらの振り返りや新しい取り組みについても期待が高まります。
NECの取り組み
NECは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進において、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3つの視点から統合的に支援しています。特に注目すべきは「BluStellar」という価値創造モデルであり、これを基に業種横断的な先進的知見とテクノロジーを活用し、顧客のビジネス課題を解決しています。
このような取り組みにより、NECは社会課題を解決しつつ、顧客企業を未来に導く役割を担っています。今後もその進化と成果に期待が寄せられています。自身の技術力を駆使したプロジェクトでの受賞を経て、さらなる発展が間違いないでしょう。