太陽光発電導入
2023-02-20 09:40:01
オリンパステルモバイオマテリアルがPPA方式で太陽光発電を導入
オリンパステルモバイオマテリアル株式会社の太陽光発電導入
2024年2月1日、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社が、第二電力の提供するPPA(Power Purchase Agreement)方式による太陽光発電設備を本格稼働させました。この取り組みの目的は、電気コストを抑えつつ、年間約100トンのCO₂削減を実現することです。
PPA方式による導入
PPAは、電力契約の一形態で、発電事業者が発電した電力をユーザーが長期間にわたって購入する仕組みです。本設備は20年間の契約期間を有し、令和3年度および令和4年度の環境省の補助金を活用することで、初期投資を抑えながらクリーンエネルギーを導入できる利点があります。
今回の導入は、三島工場にて行われ、オリンパスグループにとって国内初のPPAでの太陽光発電の実施ケースとなります。これにより、同社は生産拠点においても環境への配慮を強化していくこととなります。
竣工式の様子
竣工式では、第二電力の執行役員事業本部長である椎原氏が挨拶し、発電量の確保に全力で努める意気込みを語りました。具体的には、オリンパステルモバイオマテリアルの立地環境が太陽光発電に適していることを強調し、今後はオフサイトPPAなど新たなサービスの提案を行うことにも意欲を示しました。
また、オリンパステルモバイオマテリアルの土屋工場長は、電力の重要性と従来の電力が引き起こすCO₂排出の問題について触れ、再生可能エネルギーの導入によってカーボンニュートラルに向けた大きな進展を実現できたと述べました。さらに、電力代上昇による工場負担軽減にも寄与することから、PPAモデルがもたらすコスト面のメリットも挙げられました。
環境への貢献と未来への展望
第二電力は、国内の製造拠点や物流拠点を中心に、1,800件以上の太陽光発電設備を設置してきました。今後は日本の再生可能エネルギーの普及と環境保全に寄与すべく、さらなる取り組みを進めていくとしています。
オリンパスグループは、医療機器メーカーとしての社会的責任を果たしつつ、環境活動にも積極的に取り組む姿勢を示しています。持続可能な社会に向けた一歩として、この太陽光発電の導入は大きな意義を持つことでしょう。これからの展開に注目です。
会社情報
- 会社名
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第二電力株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区島町2-1-15ITビル8F
- 電話番号
-
06-6943-5755