エネルギーセキュリティと脱炭素化の両立を追求するセミナーのご案内

2025年5月20日、株式会社日本計画研究所（JPI）は特別講師に株式会社関電工の顧問山口博氏を招き、電力ビジネスの新たな側面について考えるセミナーを開催します。本セミナーは、「エネルギーセキュリティと脱炭素化の両立」に焦点を当て、電力インフラの担い手問題の重要性を議論します。

講義は、10時から12時までの予定で、様々なテーマに基づき進行されます。特に、第六次エネルギー基本計画の策定以来の情勢変化を踏まえ、地政学リスクやGX（グリーントランスフォーメーション）およびDX（デジタルトランスフォーメーション）の進展による電力需要の急増に言及します。また、アメリカやヨーロッパのエネルギー政策や産業政策の動向も取り上げ、新たに閣議決定された第7次エネルギー基本計画が持つ意味を分析します。

今日のエネルギー市場はAIや改正省エネ法、カーボンプライシングといった新たな要素に影響を受けています。これらの要素が今後の電力ビジネスにどのように影響を及ぼすのか、またトランジション期における課題解決にどのようにアプローチするのか、具体的な知見が提供される予定です。

セミナーでは、電力ビジネスの潮流についても深堀りします。公益性を重視しながらも競争が激化する市場の中で、国家戦略として十分なグリーン供給力を維持すること、さらに需給のバランスを取るエネルギー転換ソリューションの重要性についても考察します。

また、電力インフラの担い手問題は、直面している深刻な課題となっています。この問題を解決するために、生産性革新、人材の多様化・多能化、戦略的パートナーシップ、さらにはインフラの重要性への世論喚起など、三つの具体的な対策が提案される予定です。最終的には、講義後に質疑応答の時間も設けられ、講師や参加者同士の意見交換が可能です。名刺交換やネットワーキングを通じて、より多くの人脈を築く機会も提供されます。

このセミナーは、会場受講限定の形式で行われますので、参加者はリアルな環境での交流が可能です。受講料は1名37,560円（税込）で、社内・関連会社からの複数名申込みの場合は割引を用意しています。地方公共団体所属の方には特別価格も設定されています。

参加を希望される方は、詳細な情報を以下のリンクからご確認いただけます。

詳細・お申込みはこちら

株式会社日本計画研究所は、国家政策やナショナルプロジェクトの発展を支える情報提供を半世紀にわたり続けています。講師の特別な知見を通じて、電力ビジネスを取り巻く最新の情報を得る機会を逃さないでください。