NTTコムオンラインが新たに顧客ID統合アドバイザリーサービスを開始

NTTコムオンラインが顧客ID統合アドバイザリーサービスを開始

NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が、2024年12月3日より新たに「顧客ID統合アドバイザリーサービス」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、顧客ID統合プロジェクトの企画立案に悩む企業の皆様に向けたもので、特にビジネスとシステムの両面で複雑な調整や法規制への理解が不可欠な状況を考慮しています。

顧客ID統合のニーズと課題

現代の企業において、顧客ID統合は不可避のプロセスですが、多くのお客様が「どこから始めれば良いのか」と不安を抱えています。プロジェクトには、複数の社内組織を統合する必要があり、システム構築の面でも多くの考慮事項があります。また、個人情報保護法の理解も求められるため、適切なアプローチが必要です。

サービスの概要

この新しいアドバイザリーサービスでは、以下のような具体的な支援を行います：

1. 全体システムアーキテクチャの整理
顧客ID管理・認証基盤の導入にあたり、単独のシステムだけでなく、関連する環境やバックエンドとの連携も考慮した全体アーキテクチャの策定をサポートします。ITの専門家が既存システムの情報をもとに最適なアーキテクチャを提案します。

2. 認証機能の整理
シングルサインオン（SSO）やSNSとの連携など、様々な認証技術に関する知識を活かして、お客様のニーズに最も適した認証機能の開発を支援します。リスクベース認証などセキュリティ面でも万全の対策を講じます。

3. 個人情報保護法への対応
プライバシー規制に従ったデータ利用や同意取得に関する確認を行い、お客様が法的要求を満たすための助言を行います。法律の変化に敏感な姿勢が求められる中、常に最新の情報を提供します。

NTコムオンラインの役割

NTTコムオンラインは、「DIGITALIZE TO REALIZE」というブランドメッセージの下、顧客のデジタル化を支える信頼のパートナーとしての役割を果たしています。単なるプロダクト提供だけでなく、企業が直面する具体的な課題に対して柔軟かつ臨機応変に対応し、ビジネスの成功に寄与することに重きを置いています。

さらに、NTTコムオンラインでは多種多様な業種に向けて、SAP CIAM（顧客ID＆アクセス管理）を用いた支援も行っており、特に顧客データの一元管理によるビジネスの向上に貢献しています。