医療と音楽が交差する第25回健康フォーラムの魅力
2025年11月24日、大阪市で行われる第25回健康フォーラムが注目を集めています。このイベントは、医療法人医誠会の協力のもと、NPO法人未来プロセスが主催する市民向けの公開講座です。「未来医療への挑戦LIFEいのち、医療が奏でるストーリー」というテーマの下、医療と音楽が融合していのちの物語を語る特別な機会となります。
フォーラムの概観
第25回を迎える本フォーラムは、地域社会に根ざした医療イベントとして定着してきました。少子高齢化や先端的な医療技術の進展など、医療環境は大きく変化しています。この変化の中で、市民と医療従事者が交流し、いのちにまつわるエピソードを共有することで、新たな理解や共感を生む場を提供します。
一般的な医療の知識を超えて、文化や芸術との結びつきを強調することで、より多様な参加者が集まることを目指しています。これにより、医療に関心を持つ地域の方々に、新しい発見と体験の機会を提供します。
医療従事者による「いのちの瞬間」
フォーラムは二部構成になっており、第一部では「病院といのち」をテーマに、医誠会国際総合病院の病院長、峰松一夫氏が進行します。各診療分野を代表する医師たちが、患者やその家族との日々のエピソードを通じて、医療がいのちにどのように寄与しているのかを語ります。
それぞれの医師が体験した「産まれる」「育む」「守る」「つなぐ」「先まわる」「保つ」といったいのちの瞬間に対する考えを語ることで、参加者は医療の多面的な側面を知ることができます。このセッションを通じて、病院が持つ多様な役割や、チーム医療の大切さが浮き彫りになり、参加者の医療に対する理解が深まるでしょう。
音楽の力で「いのち」を感じる
第二部は、「LIFEいのち~うまれることを再体験~ with スーパーキッズ・オーケストラ」というテーマで、音楽と医療が交じり合ったパフォーマンスが行われます。オープニングスピーチは、大阪大学の特任教授、堂目卓生氏が行い、その後、監督・歌・ナビゲーションを担当する橋本昌彦氏、指揮を大谷麻由美氏が務めます。
特に注目すべきは、スーパーキッズ・オーケストラの演奏と、ピアニスト上條瑞穂氏による音楽パフォーマンスです。音と映像を通じて、生命の神秘や宇宙とのつながりが表現され、参加者は「いのち」のストーリーを多感覚的に体験します。従来の講演形式とは一線を画したこの試みは、医療の本質をより深く理解する手助けとなるでしょう。
フォーラムの詳細情報
フォーラムの開催は、2025年11月24日(月・祝)の13:00から16:05まで、扇町ミュージアムキューブCUBE01にて行われます。定員は210名で、事前申込が必要ですが、YouTubeでの同時配信も行われます。参加費は無料で、医療に関心がある方々には貴重な学びの場となることでしょう。
主催はNPO法人未来プロセス、共催はいのち会議、一般財団法人ホロニクス医学健康振興財団が担当。医療法人医誠会およびホロニクスヘルスケア株式会社、インテリジェントヘルスケア株式会社などの協力を得ています。後援には関西経済同友会や大阪大学社会ソリューションイニシアティブが名を連ねます。
参加申し込みは公式サイト(https://www.mirai-process.org/forum2025.html?=nc01)から行えるため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。医療と音楽が交差する特別な体験を、あなたもぜひ体感してみてはいかがでしょうか。